櫛引彩香 presents 深夜喫茶 vol.3

in 渋谷Cafe Apres-midi

01/12/12

written by たてやまさん

深夜喫茶 Vol.3に行ってきました。
場所は渋谷Egg Site近くのビルの5FにあるCafe Apres-midi。 0:30に整理番号順に入場が始まりました。 
小さな会場で,入口で整理券をチェックして
料金を払いながらの入場ということで客の入場に時間がかかり,
最後の方に入場したときは1時近かったと思います。 Apres-midiは最近増えている「家具バラバラ系」
(=別に椅子やテーブルが壊れてるわけじゃなくて,
場所によって机や椅子が全部違う,の意。)なカフェ。 
通常営業時では定員30名というカンジですが,
この日は一部のテーブルや椅子が片付けられて, もうちょっと人が入れるようになっています。 店の奥がターンテーブルが2台あるバーカウンターになっていて, ステージ(といっても段差はないですが)は
その反対側の窓側の場所。 
すでに田岡さんやビッキー,中森さんがいて
お友達や関係者とお話しています。(^^) 
お店には曲目は知らねど,いい雰囲気の音楽が流れています。 やがてBGMが消えてビッキーの弾き語りでライブスタートです。 今日のビッキーのスタイルは黒の丸首セーターに黒地に銀糸で ギザギザなパターン?の入ったスカート。 靴は忘れました。(^^; 後髪を左下で束ね,前髪は右側に垂らしています。 
ちょうど深夜喫茶Vol.3のフライヤーに書かれている
オンナノコみたいな感じ。 01.(曲目不明) 今年の春に行われたワンマンライブのアンコールで
披露された曲らしいです。(そのライブ見ていながら気づかなかったσ(^^;) 深夜喫茶では毎回披露されてる曲ですが,
昔の記憶から目をそらさずに受け入れながらも前を向いていこうという歌。 ビッキーの柔らかい声で聴くと心が鎮まっていきます。 中森さんと田岡さんはビッキーの左手にあるソファーに座り 歌に聴き入っています。(^^) ヒックスヴィル・中森さんの紹介の後,ビッキーの2ndシングル のこの曲。 02.雨のち晴れ 中森さんのギターの刻みが心地よい曲。 後奏の「♪ルルルルー」という部分での中森さんとのユニゾン, 暖かいですねー。 03.(新曲) 頭のコードで「サニーデイ」と思ったのですが,ここのところの 作業の成果か? 初出の新曲です。 歌詞の中の「ひまわり」って言葉が印象的。(^^) そして今日のゲスト,インディゴ・田岡美樹さんのご紹介。(^^) なんだか見るからに緊張している様子。(^^; 
今日はビッキーに合わせたのか黒のセーターに
ジーンズ(かデニムのスカート?)というスタイル。 
今日はギター持参です。 04.if 歌にもギターにも緊張してるのが出ちゃってたようです。 田岡さんの緊張を察してか「緊張するねー」とビッキー。 「目を瞑って歌っちゃった。」と田岡さん。 
そういえばなんでこういうときに人は目を瞑るのだろう
という話をしてたのだとか。 
田岡さんに何でなんでしょうねー?と振られた中森さんは
「(目では)見えないものが見えてくるからとか?」
とオトナな答え。 続いては3人で 05.ジャマイカソング(BookerTのカバー) ビッキーのライブではお馴染みの曲。 
いろんなバージョンで演奏され,
いろんなミックスでリリースされています。 ビッキーがメロディーを歌いサビの「♪ラーララー」の部分で 田岡さんと中森さんが入ります。 
田岡さんにも1コーラスぐらいメインで歌ってほしかったなぁなーんて。 06.あなたから遠くへ(金延幸子さんのカバー) 初めて聴く曲でしたが,ふたりの声に良く合う素敵な曲。 1コーラス目はビッキー。途中の「♪パッパパーラ...」という 部分はふたりのユニゾン。 
2コーラス目は田岡さん。 こうやって聴き比べるとふたりの声質の違いがはっきりしますね。 強いて言えば,ビッキーの声が「きれい系」だとすると
田岡さんの声は「カワイイ系」というところ? ここで1部終了。 
チャーベさんによるDJタイム。 いつも(というか今回は特に)選曲がオーソドックス・定番な曲が 多くて気持ち良くすごせました。(^-^) 
そんな音をBGMに飲み物片手にお友達とおしゃべりを。 この時間,出演者であるビッキーや中森さんも
おしゃべり&ドリンク,な時間を楽しんでいました。 
これがいつもの深夜喫茶スタイルです。 そして第2部のスタート。 07.(曲目不明) 前回の深夜喫茶で初めて披露されたビッキーの新曲。 これまた心が静まってそしてだんだん元気になってくるような ホッとする歌でした。 
早くCDにならないかなー。 08.(新曲) 来年4月にリリースされる予定の新曲。 
本当に4月にリリースされることを祈りながら聴きました。(^^; (既に一回リリースが延期されてるので。) 09.amethyst ビッキーの1stアルバム「mush☆room」からの一曲。 ビッキーの曲の中でも内省的でマイナーな曲。 客席も田岡さんもじっくり聴き入ります。 こういう曲をゆったりしっかり聴かせられるところに ビッキーの実力が出てますね。 主催者としての気持ちの余裕もかな。 ここで再び田岡さんの出番です。  ビッキーが大好きなインディゴの名曲を3人でということで, 10.BLUE 1コーラス目を田岡さん,2コーラス目をビッキーが。 サビの,ライブでは市川さんが歌うパートはビッキーが。 このハモリがすごくすごく...気持ち良かったです。 ビッキーの声は女性としては低目でも,
輪郭がはっきりしてる方ではない(悪い意味ではありません。)から,
どうかなぁ?と思っていたのですが,不思議とピッタリはまっていました。 もうこのハモリだけで来た甲斐があったなぁと。(^-^) そして今度は攻守交代? 11.いつもの気分で ビッキーのデビューシングル。 1コーラス目をビッキー,2コーラス目を田岡さんが。 中森さんのギターもこの曲が一番キレが良かったです。 明るく軽快なメロディーもビッキーの声だと
水彩画っぽい淡いトーンになるところが
田岡さんの声だとペン+色鉛筆的な雰囲気になりますね。 あとところどころファルセットになる部分があるのですが, ふたりの声域による違いでファルセットで歌う部分が微妙に違ったり,
何よりファルセットの声質の違いがはっきりして 新鮮に聴くことができました。
この曲のサビのハモリもなかなか良かったです。 12.I saw mommy kissing Santa Claus 最後の曲はこの時期に合わせた歌のプレゼント。 ユニゾンでハモリがなかったのがちょっとザンネン。 まあ素敵なおまけと思っておきましょう。(^-^) そしてライブは終了。 この後はチャーベさんとDJ bikicoによるDJタイムとなりました。 ビッキーと田岡さん,ふたりとも女性としては声が低くて, そして柔らかいという共通点がありますが,
実際に共演を目の当たりにすると声質の違いもはっきりして興味深かったです。 しかし「BLUE」→「いつもの気分で」でのハモリは,
ホントに感動モノでした。 本人たちも希望しているようですが,
一リスナーとしてもぜひぜひビッキー&ミッキー再結成を楽しみにしています。 セットリスト (V:ビッキー M:ミッキー N:中森泰弘 from Hicksville) 第1部 01.(曲目不明) − V 02.雨のち晴れ − V,N 03.(新曲) − V,N 04.if − M 05.ジャマイカソング − V,M,N 06.あなたから遠くへ − V,M,N DJ Time − 松田"チャーベ"岳ニ from ニール&イライザ 第2部 07.(曲目不明) −V 08.amethyst − V 09.(新曲) − V,N 10.BLUE − V,M,N 11.いつもの気分で − V,M,N 12.I saw mommy kissing Santa Claus DJ Time − チャーベさん,DJ bikico

 


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