櫛引彩香 アコースティックライブ 「純喫茶 〜a cup of happy〜」

in 原宿アストロホール

02/03/30

 

暗がりの中、「帰り道」のジャケットと同じような白いシャツで登場のビッキー。
ステージ上にはたくさんの楽器とたくさんのマイクがありますが、
実際にステージ上にいるのはビッキーだけ。
静かなスタートです。

<ティアラ>
昨年のワンマンアンコールで聴いた(?)「ティアラ」でのスタート、
ビッキーの声は1曲目から艶やかです。
ワンマンのアンコールの時とは歌詞が変わっているような気はしますが、
曲全体の優しい雰囲気はぜんぜん変わっていません。
1曲目から観客全体の空気がステージに吸い込まれていきます。

<アタシのためのうた>
<amethyst>
<サニーデイ>

リリースして1年以上になる曲が3曲続きます。
でもCDで聴く感じよりもずいぶん変わった印象があります。
歌は変わっていないので、ビッキーの進化の証でしょうね。
聴いていてさらに心地よくなってきました。
気がつくとビッキーの後ろにはサポートの方々が。
(たぶん「アタシのためのうた」の途中からおいかわさん、
「サニーデイ」からエマーソンさんと中森さんが参加)

ビッキー:「今日はすこしづつ人が増えるシステムになっております」


----------the Indigoコーナー----------

ここで今日最初のゲスト、インディゴの田岡美紀さんが、
ノースリーブというちょっと寒そうな格好で登場(笑)。
ステージの上で一人だけ夏服です。
ビッキーと田岡さんの会話は普通すぎで面白いです。

<あなたから遠くへ>(金延幸子さんのカバー)
昨年の12月に行われた深夜喫茶vol.3でも披露された
金延幸子のカバー「あなたから遠くへ」。
ビッキー&ミッキーのハモリはとにかくハマり過ぎています。
上手く言葉にできないのが残念なのですが、とにかくスゴイ。

ここでインディゴのリーダー市川さんがギターで参加されます。
でも所属事務所の意向でマイクは無し(笑)。
仕方ないので、隣のエマーソンさんのマイクを使ってました。
市川さんのギターで次の曲がスタート
田岡さんは親知らずを抜いたので、BLUEのイントロが出来ないらしい(?)。
<BLUE>(the Indigoのカバー)

次の「いつもの気分で」で田岡さん&市川さんとはお別れです。
ビッキーいわく「帰っていただきます」
怖い・・・(笑)

中森さんのキレのあるギターで
<いつもの気分で>(略して「いつきぶ」)


----------エマーソンさんコーナー----------

次は深夜喫茶でも披露されていない新曲「ブルーの涙」、
アルバムにも入る曲だそうです。
エマーソンさんにカラオケを作ってもらって、外でビッキーが録音されたそうです。
ですから歌のバックにバイクの走る「ブーン」とかいう音が入っているとか。
で、開放的で明るいイメージかと思いきや、
流れるような静かな曲で幻想的な雰囲気でした。
続けて同じような雰囲気の「Happy Ever After」
(CDよりも格段に声が出て、上手くなっています)
<ブルーの涙>(「Essential」収録曲)
<Happy Ever After>(ジュリア・フォーダムのカバー)


----------高野さんコーナー----------

ここで師匠でもある高野寛さん登場。
まずビッキーが選んだというピチカート・ファイブの「バナナの皮」
ふざけたタイトルだけど、なかなか歌詞は真面目でした。
<バナナの皮>(ピチカート・ファイブのカバー)

続いての2曲は高野さんプロデュースの曲
帰り道は実は1年位前に一度録音をしたのだが、
映画の完成が遅かったので、また録音しなおしたとの事。
オリジナルバージョンとシングルバージョンの違いはそんなところにあったのね。
<帰り道>
<待つココロ>

途中でビッキーが歌い出しを間違ってしまう。
ビッキーもしまったという顔をしているのですが、
見ている観客と、ステージのサポートのみんなは 「あっ、やっちゃった」という顔に(笑)。
ビッキーは苦しい言い訳をしていました。


----------後半コーナー----------

<BIG YELLOW TAXI>(ジョニー・ミッチェルのカバー)
何か聴き覚えがあるなぁと思っていたら、
深夜喫茶でチャーベ君がいつも流している曲でした。
これならオリジナルを知っているからということで、
頭の中で聴き比べをして見ました。
オリジナルよりもソフトでやわらかい印象で(ビッキーの声のせいでしょうね)
これからのライブで「Jamaica Song」に匹敵するような
定番の曲になるのではないかと、 私は予想。
5月発売予定の「Essential」にチャーベ君プロデュース、
中森さんギターで収録されるようです。
アレンジがビッキーと中森さんいわく「変態っぽい」らしい・・・(笑)

ここでようやくメンバー紹介を。
キーボード、エマーソン北村さん。
パーカッション、おいかわひろしさん。
ギターはヒックスヴィルの中森康弘さん。

そしてビッキーのカバーの定番元祖
<Jamaica Song>(ブッカー・Tのカバー)

ビッキー:「これで最後の曲です」
観客:「えぇーーーーー」
ビッキー:「なんか早いよねぇ?」「もっとたくさんやればよかった」
観客:「もっとやってぇー」
ビッキー:「アンコールがあるから・・・」

アンコールがあるからなんて、ばらして良いのでしょうか?。
普通はこんな事を言ってはいけないと思いますが
ビッキーが言うとあまりいやらしく聞こえないところが
ビッキーのビッキーたるゆえんでしょうか(笑)。
<Cycle>


----------アンコール----------

約束どおり、アンコールで出てきてくれました。
これで出てこなかったら・・・なんて事は言ってはいけません(笑)。
ここでもう一度メンバー紹介。
キーボード、エマーソン北村さん。
パーカッション、おいかわひろしさん。
ギターはおなじみ、ヒックスヴィルの中森康弘さん。

ビッキーから告知。
4月発売の「Cycle」はビッキー初の両A面のシングルになるとの事。
タイトルはSMAでも発表されているとおり「Brand-new me,Brand-new morning」
もうひとつの告知は「移動深夜喫茶」

<空> 伸びやかです。 気持ち良いです、聴いていても。
いったんライブが終わって、止まった時間をゆっくりと動かし、
暗い会場をすこしづつ照らすように明るくしていきます。

そして真の最後の曲
<恋をした日に>(「Essential」収録曲)

ううう・・・、もう終わってしまった(涙)。


ライブ終了後にニューアルバムからの音源であろう曲が流れてきました。
(ライブ未披露曲)
係員に会場を追い出されて1曲しか聴けませんでしたが、
「期待しても良い!!」
という感じでした。


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