正月2日。
まだまだ、釣りに行くような日ではないんですが、メール友達で釣友の深瀬戸氏と申し合わせて、周防大島M地磯へ...
1999年の初釣りです。
浅いM地磯ですから、ここのところの冷え込みで水温の低下が気に掛かります。
6時頃現地に到着すると、暗い中、すでに深瀬戸氏は準備をすませて、車から磯の方へ行こうとしておられました。
年始の挨拶もそこそこに、私も準備をして、磯へ。
釣り開始。フカセでのチヌ狙いです。
思った通り、水温は大分低下しているようです。チヌの活性は低いようでなかなか鈎には載ってきません。
その代わり、時折小アジが派手に浮きを沈めます。
しばらく静かな時が過ぎます。
ひゅん、と深瀬戸氏の竿が風をlきりました。
「きましたよ。」といいながら、25cmくらいのチヌを取り込まれました。
活性は低いながらも、チヌは確かにこの浅い地磯の廻りに居るようです。
しばらくして、深瀬戸氏の竿が大きく弧を描きます。取り込まれたのは30cm超のチヌ。
いけません。このあたりから焦り始めました。「落ち着けぇ」と自分に言い聞かせながら手返しを早めます。
浮き下、錘の位置調整、鈎の交換、浮きの交換etc...その場で思いつく限りの手を打ちます。
でも、喰わない。
浮きは時折じわっと滲むように沈みます。ただ、色々なアワセのタイミングを試しては見るのですが、アワセが効くのは、小アジとフグだけ。
・・・・・・・終わってみれば、見事に初釣り坊主。