キー放るだー?

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朝、5時半頃のことです。
大島のアキヤマ釣具でアミエビ等を購入し、車に乗り、財布をコンソールボックスに入れてコンソールボックスに鍵を掛けた後、車のキーについているカレイのキーホルダーを持ってキーをフッっと降った瞬間に、何故だか解りませんがキーがキーホルダーから取れて、コンッっと車の中に落ちました。
これじゃ、キーホルダーじゃなくて”キー放るだー”だ!などと親父ギャグを言っている場合ではなかったのです。
最初は「車の中だから...」と安易に考えていたのですが、これがとんでもない。
それから30分ほどキーが見つからず、店の前に車を止めたまま、「おいおい、なんでこんな狭い車の中で分かんなくなるんだ?」などと独り言を言いながらシートの下などを探す羽目になりました。
人間って追い込まれると独り言を言い出すものですね。
多分そのとき店を訪れた方達は不思議に思われたことでしょう。
どんどん空が明るくなってきます。車の中にあることは確かだから、帰りの心配はしませんでしたが、釣りに行く前というのは一分一秒を争うもの(頭の中でです。そんな気になりません?)。焦りまくりです。

結局キーは運転席側のドアのドアポケットまで飛んでいて、ここに入り込んでいました。
下に落ちたと思ったら、あんなところまで飛んでいるとは...

朝から大騒ぎ(私的に)。

さて、M地磯です。
釣友の深瀬戸誘海氏の車があるので、安心して道具を出して磯へ歩いていくとなんだか変。
なんといつものポイントに沢山の投げ竿が並んでいます。
「あれ?」っと思うと、ポイントの手前で深瀬戸誘海氏が撒き餌を作っています。
なんでも、前の晩から大島入りしていたのに、寝過ごしてポイントを取られてしまったとのこと。

これは仕方ないので、すこし外れたところに釣り座を構えます。

天気予報だと今日は穏やかなはずなのに、朝から強風。北よりの風が正面から吹き付けます。

苦戦していると、投げ釣りの先客が強風のため諦めたのか竿をたたみ始めました。
これはラッキーと思い、先客が立ち去るのを待って、釣り座を移動します。

今日は春とは思えないくらい活性が低い。
いつもならメバルが掛かるのに、フグくらいしか姿を現しません。

昼近くなって風が納まってきましたが、すっかり潮が弛んでしまいました。

そして、13時半頃帰りました........いや、何もなかったもので...

あ、強いて言うなら、ボラを3匹掛けて、引きは楽しみました。
あと、流石ベテラン深瀬戸誘海氏は30cm前後のチヌを2枚上げられました。

いや〜、正直この時期にボウズとはねぇ。活性が低くアタリが有ってもとても小さくて、最後までアワセることができませんでした。解ってはいることですが、まだまだ未熟者です。
帰り支度をしていると「広島湾のチヌ釣り」高橋さんから電話。深瀬戸誘海氏が釣って私が釣れなかったことなど状況を話すと、「それは腕の差ですね」などと冗談とも本気とも取れるような優しいお言葉で追い打ちを掛けられました。(冗談です。

よし、次回はがんばろっと!


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