釣友、集う!

本日の釣果
30cmと31cmのチヌ2枚です。

深瀬戸誘海氏とT地磯へ釣行の約束をしていました。
更にTさんも都合が合いそうとのことで、3人で竿を並べることになりました。

さてT地磯です。
先週私が竿を出したT地磯1番に深瀬戸誘海氏。更にTさんと私はT地磯2番へ向かいます。
ポイント開拓中ですので...
T地磯2番は、海を見る限りでは潮通しが良さそうで、磯際から水深もありそう。あわよくば大物を...と意気込んだのですが...

全く潮が動かない...先週のT地磯1番より更に動かない。

餌取りに餌をつつかれながら我慢の釣りとなりました。

しばらくすると、T地磯1番から「おお〜い!」という声がします。深瀬戸誘海氏がチヌを片手にしています。
更に少しして2枚目を上げるのを目撃。「こりゃ2桁行きそうだな...」と心の中で呟きます。

さてさて、Tさんと私は苦戦が続きます。

満ちの潮止まり前頃。流れが少し速くなってきました。同時に魚の活性も上がります。
待望のアタリ!30cmくらいのチヌが海面を割ります。そのまま一気に抜き上げ。なんとかボウズ回避で一安心です。
少しして25cmクラスのグレ。その次の一投でアタリ。本日最後の一枚となった30cmクラスのチヌです。

引きに入って益々潮が動かなくなってきました。アテ外れのT地磯2番に見切りをつけて、深瀬戸誘海氏のいるT地磯1番へ戻ります。

そんな時です。ちょっとした事件が起こりました。

背後からどこかで聞いたことのあるような声がします。
振り返ると見慣れた顔。
なんと「広島湾のチヌ釣り」高橋さんではありませんか!高橋さんも大島に来ていて、他の場所で団子釣りをやっておられたのですが、わざわざ駐車スペースから釣り座まで15分くらいかかるT地磯1番まで私達の様子を見にやってきて下さったのです。

早速、初対面となる深瀬戸誘海氏とTさんに高橋さんを紹介します。それぞれがチヌ釣りに深い拘りと愛着を持っておられる方達なので、自然と会話が進んでいきます。
図らずも私のインターネットを通じて出逢った釣友が勢揃いとなったのです。

本当に不思議なものです。インターネットが無ければ全く出逢うはずの無かった高橋さん。深瀬戸誘海氏。Tさん。そして私を含めた4人が何の違和感もなく磯の上で語らっているのです。
私がホームページを開いたのは、ひょっとしたらこんな一瞬の為だったのかも知れません。
なんとも言えず嬉しい気持ちになりました。わざわざご足労下さった高橋さんに感謝です。

釣りの方は、その後1番から少し離れたところで竿を振っておられたTさんが2枚。深瀬戸誘海氏に至っては小ベタ含めて11枚。
いやいや、深瀬戸誘海氏には敵いません。いつになったらこの方の釣果に追いつけるのか?
実に刺激的な話です。もっともっと練習していつか遜色ない釣果を得ることができるようになるぞ!と決意新たに竿を畳んだのでした。

でも...

今日の収穫はチヌではなく、仲間との時間だったのかも知れませんね。良い一日でした。

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