梅雨の前にもうちょっと.....

今日の釣果
26〜40cmのチヌ3枚+20cm強1枚リリース

そろそろのっこみはお終いですね。

中国地方はもう梅雨入りしています。週間天気予報を見ると雨マークばかり。
しばらくの間、我々釣り師は天気予報とにらめっこして、一喜一憂しなくてはなりません。
雨なら行かないか?というと決してそんなことはないのですが、できれば降らないに越したことはないですよね。

釣りに行こう、と思った今日は見事に晴れ。日頃の行いの良さかなぁ?
梅雨の晴れ間をついて周防大島、いつもお馴染みM地磯へ出掛けてきました。

今日は何だか変なのです。
まず餌取りの姿が少なく活性が低い。居ないことはないのです。ちゃんと草フグがハリスまで囓囓してくれるし、ベラの子も撒き餌の下で右往左往しています。が刺し餌が残ることが多く、餌取りを気にするほどの雰囲気ではないのです。

更に言えばチヌの活性も低い。明らかについ数週間前までとは違います。
今日は潮が小さいのでこれも影響しているのでしょうが、のっこみが終わりつつあることはヒシヒシと伝わってきます。

さて、改めて時を追います。

開始からしばらく静かな時が過ぎます。刺し餌が残ったまま上がってくるのです。
「う〜ん」と唸りながらふと視線を上に上げると、

日の出です。
我々釣り師には珍しくも何ともないですが、釣りをしない人は海に映る朝日の美しさなんかに触れることは滅多に無いでしょうね。

釣り人が手に出来る至高の一時です。

が、視線を浮きに戻すと、これが逆光になって大変。
美しい朝日は諸刃の刃...


日が昇って明るくなってくると足下に子ベラがちらほらと姿を現し始めました。が、刺し餌はやはり大半残って帰ってきます。時折15〜20cmほどのアイナメが竿を曲げるだけです。

かなり日が高くなり、時計を見ると既に7時半を回っています。やっと草フグ等が餌を取り始めました。

干潮の潮止まり前の好機です。気合いを入れます。右方向へ流れる潮が少し速くなります。
投入した仕掛けが馴染むかどうかという早いタイミングでアタリ。確信をもってアワセを入れると明らかにチヌの引きです。浮いてきたのは30cm強のチヌ。抜き上げようとしたら以外と重い。のっこみチヌのようです。
玉網で取り込みました。が、これだけです。続きません。

潮が止まり、満ちに入ります。潮が左方向へ動き始めます。
急に刺し餌が完全に残り始めました。気配です。
アタリ!アワセを入れるとすぐに良型と解る重量感!40cmはありそうです。
「やりぃ!」と思ったら....久しぶりに登場!!バラシ大魔王です。
仕掛けを回収すると針の結び目が反転しています。結びが悪かったようです。いつまで経っても初心者的なミスから逃れられません。

折角の潮変わり好機をこのバラシで台無しにしてしまいました。

自暴自棄になりそうな気持ちを無理矢理落ち着けて手返しを続けます。
が、アタリ無し。そのうち餌取りが出始めます。「ふぅ〜っ」と深い溜息。

徐々に潮が速くなってきます。そんなときです。今度は完全に浮いたチヌがヒット。2ヒロに調整し直した仕掛けが馴染む前にアタリが出ました。が、これは26cmの小型。
浮き下を1ヒロ〜1.5ヒロで調整しながら手返しをしますが、アタリ無し。

またしばらく静かな時が過ぎます。草フグ,アイナメ,ベラで構成される今日の餌取り軍団は徐々に活性を上げ時折竿を曲げます。

潮が少し遅くなってきました。好機到来です。時を同じにして再び刺し餌が完全に残り始めました。先の二の舞を踏まぬよう仕掛けを点検します。針先が少しちびていたので万全を期すため針を交換します。
その一投目。アタリです。アワセを入れると重量感。しめこみ!40cm前後くらいでしょう。が結構いい引きです。右へ左へ。楽しませてくれます。浮かせるとやはり40cmくらいのサイズです。
先のバラシがあったので大した型ではないにしろ一安心です。

結局その後、20cmくらいの小ベタが掛かった後全くアタリが出なくなりました。
昼を回って少しして納竿します。

のっこみの最後をだったのかも知れませんね。今年も結局型を見ず終いでした。
でも、A地磯,T地磯を開拓して新しい海に出逢えたし、コンスタントな釣果も得られたのでよい春だったようにも思います。そうそう谷口さんとの出逢いもありましたね。

さて、頭を切り換えて夏のチヌ釣りを楽しみましょう。今年は夜釣りもやろうかな。深瀬戸さん誘って下さいね。夏場は団子もいいかな。ね、高橋さん。オールシーズン楽しみましょう!

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