圧倒的な自然の中で

本日の釣果

チヌ27〜31cm4枚+小ベタ7枚(リリース済み)
その他グレ多数(キープした写真のグレは28cm)

草フグの猛攻。小針はフグに弱い。あっという間に針一袋を消耗してしまう。

同行者 Tさん
釣果は40cm級のチヌを頭に数枚。状況は私と同じような感じでした。

先々週のダブルヘッダーで久しぶりのキープボウズを食らってしまいました。

この土日と釣行できなかったので、今日は気合いが入ります。

最近M地磯が多かったし、先々週のイヤな感じを引きずりたくなかったので、今日の潮では禁断のT地磯4番をポイントとして選択しました。
T地磯4番を選択した理由はもう一つ。磯釣りの魅力の一つ。圧倒的な自然の中に身を置いて、頭をリフレッシュさせたかったからです。

写真では伝わらないかな。

T地磯4番から周辺風景を写したものです。見て下さい!この圧倒的な自然。人工建造物なんてどこにも見あたらず、ただ鳥の鳴き声と、潮の音。あ、でも船のエンジン音の漁師さんの話し声は時折聞こえますね。
そもそも海と陸の接点は大昔は全てこんな感じだったのでしょうね。海岸線にこれ見よがしに道路を造ってしまった現代では、こんな風景はすっかり少なくとなってしまいました。大事にしていきたいですね。

さて、T地磯4番です。昨夜遅くにTさんからメールがあり、急遽現地合流で同行することとなりました。

いつものように駐車スペースから4番へと歩き始めます。やはりシンドイ。軽く20分くらい掛かりますからね。でも上の写真の風景に包まれたい一心でひたすら磯伝いに、また浜を歩きます。
難関!!まだ潮が下がりきっていなかったため、一カ所通行が難しい場所がありました。なんとか岩にへばりつきながら進みます。後少しで難関クリアというところで...
・・・油断ですね。肩に掛けたクーラが揺れた拍子に手が滑って...「あ!」
バランスを失ったことを冷静に理解した私は、諦めて海へ降りました(コケるよりマシでしょ)。
スパイクブーツの中は海水で満たされています。今日は一日足下の不快感との戦いにもなりました。
(・・・・・よくも毎週毎週こんなドジな話題が出せるなぁ...と自分でも感心したりして...)

4番到着。呼吸を整えてから準備。釣り開始。
潮は緩やかに右から左へ。潮が低いので遠投気味に仕掛けを流します。
開始から30分くらいが経った頃だったでしょうか。シモらせ気味に浮力設定したB負荷の円錐浮きが綺麗に海中に引き込まれます。アワセるとすぐにチヌと解る手応え...でも小さそう。
浮かせると30cm絡みのチヌです。
明るくなってくると、徐々に草フグの攻撃が激しくなってきました。
そんな中で30cm絡みをもう一枚。更にリリースサイズ(25cm以下)を2枚上げました。

ここでTさん到着。

Tさんと一緒に竿を出すのはもう何回目でしょう。私のHPを見てメールを下さったことから始まったこのつき合い。世代が一緒ということもあり、以前から同行させて戴いている高橋さん(広島湾のチヌ釣り)や深瀬戸さん(地磯探訪)とは違った新鮮なお付き合いをさせて戴いています。Tさんは本当に海、釣り、フカセを愛している方で、またとても勉強熱心。今日は40cm級を含めた素晴らしい釣果をあげておられました。互いに切磋琢磨していければいいですね、と話しています。

T地磯4番。未だ藻が切れずにかなり残っているため、仕掛けを流しにくかったですが、草フグとグレに遊ばれながら、キープサイズを計4枚。リリースした小ベタも含めると2桁は超える釣果となりました。
グレと草フグが多いのが難点ですが、この分だと夏の間も日中のフカセが楽しめそうです。

リフレッシュ完了!が、やはり帰りもシンドイ。なにせ暑いですからね。
おまけに最初に「今日の潮では禁断の...」と書いたように、14時頃が満潮の今日の潮では、せめて16〜17時頃にならないと車まで帰れない。お陰で長丁場の釣りとなりました。

まぁこの疲労もなんだか気持ちいいんですけど。


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