ちょっと反省...

本日の釣果(1999.11.3

15cm以上のチヌ...
なんと46枚
それプラス15cm以下の新子級も
7〜8枚。
34cm×2,32cm×1,28cm×1
25〜28cm×6。以上キープ。
ストリンガに9つしかフックがない
ので一杯になって以降は全部リリ
ースした。写真の他、30cmちょっと
のと25cmクラス2枚がキープサイ
ズだった。

18〜23cmくらいのサイズが多かっ
た。秋本番というところでしょう。

今日は潮が悪かった。なにせ広島基準で午前6時ころが満潮。おまけに若潮。
早朝潮が高い日はポイント選択の自由度が低いですし、若潮なので干満の差も小さく潮が動かないことは容易に想像できます。
実は昨日まで全く釣りに行く気は無かったのです。

ところが娘が従姉妹と遊ぶことにしたらしく、となると私は居ても居なくてもいい状態となってしまい、「撒き餌の練習でもしに行こうか...」という程度の気持ちで、どちらかというと余り気が載らない状態でした。特に今週末は潮がいいため週末釣行の予定をしていましたので、無理に今日行かなくてもいいかなぁ〜、などと珍しく?思っていたのです。

朝も遅い出発。それでも5時前には家を出ます。
ポイントをどうしよう?潮が悪いのに遠くまで行くのもねぇ....車中未だに気がノッていません。
「まぁ手軽に済ませよう。どうせ釣れやしないだろうし...M地磯にでも行こうか...」と、最近余り行かないようにしていたM地磯へ行くことに取りあえず決めました。
釣具屋へ寄ります。撒き餌も手軽に済ませようと、チヌパワームギとアミエビ2kgを購入します。これにオキアミ3kgを混ぜます。車の中には買い置きのチヌパワーV9やオカラダンゴもあったのですが、なんだかここのところの定番ブレンドを使う気になれなかったのです。

M地磯。満潮潮止まり前だというのに(ここは潮が1.5〜2時間くらい遅れる)、潮が小さいためそれほど潮位は高くありません。これなら他のポイントにも入ることはできたかも知れないなぁ...などと思いながら撒き餌の準備をします。

潮は満ち潮が未だ動いてはいるものの、予想通りその動きは緩やかです。
0号円錐浮き、ハリス2ヒロでの完全フカセ。
3投目。いきなりチヌが顔を出します。サイズは25〜26cmといったところ。
「広島湾のチヌ釣り」高橋さんがここのところこのポイントで好成果を上げています。やはりチヌは濃いようです。
とはいえ、潮が悪い(しつこい!)ので、きっと潮止まりまでだろうと思い、ストリンガーにキープしておきます。
次の一投。また胴サイズ。次、ちょっと小振り、リリース。また...リリース。今度は25cmクラス、キープ......おいおい、こりゃどうなってんだ!という感じ。
非常に短い周期でチヌの活性が上がったり下がったりしているみたいで、時々ベラが続いて釣れたりしますが、どうもダラダラとチヌが釣れ続きます。

グンッ!ちょっといい引き!これは34cm。

しかし...なんというか、然したる工夫もないままに新子クラスを交えてチヌが釣れ続くのです。
当然、潮が緩いなりの釣り方はしています。が、ここ最近、他のポイントで苦労して苦労してチヌを引きずり出しているものですから、こんな風に釣れ続くと、どうもね....

釣り方が雑というか大雑把になっているのに気が付きます。これはいけない。気を引き締め直すのですが、長続きしません。はっと気付いて、また気を引き締め直します。

15cm以下を除いてカウントしていた釣り上げたチヌの数が30枚を超えます。流石に15cm以下の赤ちゃんのようなチヌはカウントする気になれませんから除外します。

潮がかなり下がってきました。これに応じてチヌのアタリが減ってきて、新子が多くなってきます。

そんな中、また34cm。ポツポツとチヌを追加します。

11時前頃になって、潮位もかなり下がって、さらに風が少し強くなってきました。
ちょっと釣り難い...でも、なんだかやっと気合いが入ってきました。
撒き餌の打ち方や、道糸のコントロールを工夫しながら、一枚、また一枚と引きずり出します。
この頃にはストリンガーの9つのフックは一杯でしたから、サイズに構わずリリースします。結果的には30cmオーバも1枚リリースしてしまいました。
気持ちは沖合を攻めて型を出したい!というところですが、沖を攻めても小チヌが掛かります。

昼を回った時点で既に15cm以上のチヌが46枚釣れています。満ち潮を釣って夕方まで竿を出していれば、下手をすると100枚超えになりかねない雰囲気です。

なんとなく気持ちが冷めてきて早々と納竿することにしました。

どうも苦労することに慣れてしまったようで...中途半端な気持ちでのポイント選択を反省します。
秋チヌだけに結構いい引きはしているのですが、どうにも満足感がありません。


今日の反省。
元々気が載らないのなら釣行しないこと!
釣行した以上は全精力をつぎ込んでチヌに向かうこと!です。

今日のような釣行はチヌに対しても失礼ですし、それに気を抜くとは無しに気を抜いた状態になってしまいがちなので、安全面でもよろしくないでしょう。

もっと重たい仕掛けで、更に沖合を攻めて型を狙えばよかったのかも知れませんね。

なんだか、釣れているのに釣れていないような、訳の解らない釣行記になってしまいました。

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