いつもいつも付き合わせちゃって...

本日の釣果(1999.11.21)

チヌ35cm×1枚のみ。

1枚鈎延びてバラシ!
後はグレ。
小アジ多し!
潮動かず!
結構苦難の釣りでした。


久しぶりに「広島湾のチヌ釣り」高橋さんと同行することができました。
前回ご一緒したのは、まだ高橋さんがフカセを始めたばかりの頃だったのですが、その後の高橋さんの釣果を聞いていますから、今日はどれ程上達したのか是非見せて戴こうと....思ったんですが....

今日は、高橋さんと大島の釣友Tさんと私の3人で、AK地磯を探ってみることにしました。
(AK地磯:「いつも海を見ていた」第54頁(ポイント争奪戦...そして風)参照。先日新開拓した地磯です。)

M地磯辺りへ行けば、ある程度の釣果は十分期待できるのですが...。結果的に私がご一緒することでヘンチクリンなポイントへ付き合わせちゃったような...


さて、取りあえず時を追って。
AK地磯。潮は動いていません。前回入った時も潮は余り動かなかったんですが、今日は更に動かない。
釣り座の岩場は3人では少し手狭。このポイントが始めての高橋さんとTさんにメインの釣り座に入ってもらいます。私は10mほど離れた小岩の上に釣り座を構えます。

撒き餌を作ってから、既に竿を振っているお二方を見に行きます。聞くと小アジ!とのこと。
「げぇ〜、前回はアジなんていなかったのに。」

自分の釣り座に戻って釣りを始めます。
やはり小アジ、そして草フグです。ただ小アジは決して浮いてはこず、底に居ます。活性はそこまで高くないようですが、仕掛けが馴染んだ後に小アジが掛かるのでちょっと厄介です。

仕掛けを左右遠近に散らせて投入し、大粒オキアミ撒き餌のカモフラージュで対応します。
右前方の駆け上がりに狙いを定めて投入した時、スッっと浮きが入り、道糸が走ります。
バシッっとアワセるとそこそこの重量感。季節柄の引きの強さを差し引いても35〜40cm弱はありそうです。
いつもの調子で浮かせに掛かったそのとき!
・・・・・竿がテンションを失います。やっちゃいました。バラシです。
仕掛けを回収して鈎を見ると、鈎が延びています。どうやら上顎に掛けてしまっていたようです。
鈎は0.8号ですからね...
棚取りと流し方のミスですから、仕方有りません。

こうなってくると燃えてきます。
バラシの後。なかなか喰ってこないものです。

先ほどのヒットポイントから少し沖合に狙いを定めます。特に理由は無いのですが、なんかその辺が”クサイ”気がしたのです。
それから3投目。
浮きが滲み、そして視界から消えると同時に道糸が走ります。
落ち着いて、浮きの沈む方向と反対側に水平に竿を寝かしたままアワセ!
グンッ!
今度は確実に鈎掛かりしたようです。結構いい引き!

が、浮かせてみると35cmくらい。思ったより小さいなぁ...玉網で掬います。

続くか?と思いましたが、その後はひたすら小アジと草フグ。
高橋さんとTさんも手を灼いているよう。なにせ潮が動かない。
時間は11時前。
ポイント変更。3人の意見はまとまりました。行き先はK地磯。Tさんの得意とする場所です。


が、が、が、やはり小アジと草フグでした。
潮が動くか!と期待していたのですが、こちらもさっぱり。
しばらくすると撒き餌を打った後水面に波紋が広がり始めました。同時に浮きが鋭く入ります。
アワセるとグィ〜ンっという感じのグレ特有の引き。グレが湧き始めたようです。
サイズは20〜25cm程度でしょうか。投入ごとに鈎に掛かってきます。

少しグレのアタリがでなくなりました。そんな時です。ちょっと油断もしていました。
いきなり竿先に激しいアタリ。一瞬驚いて動きが止まった。アワセ!ガンガンっと確かな手応え....しかし、次の一瞬。
竿は押しても引いても?ビクともしません。根に張り付かれたようです。恐らくグレでしょうが、まずまずのサイズだったのでしょう。

更におまけがついてきます。しばらく放置しても根から出てくれないので、やむを得ずハリスを切るつもりで引っ張りました。
ハリスは先日試しに買ってみたトルネードVハード。これ結構強いですよぉ。でも裏目....
「あぁあああああ!プロ山元浮きがぁぁああああ!金欠状態なのにぃぃいい!」

以上、お終いでした。


難しい状況の中、2枚掛けたのはヨシ!
一枚バラシはちょっとだけ反省。
何より悲しい浮きの紛失....

それよりなにより、お二方。特にTさん。
前回に引き続き苦しい釣りに付き合わせてどうもすいませんでした。
今度はもうちょっと釣れるところに行きましょうね(ってそこはどこ?そんなの解れば苦労しない...ですね。)


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