海の幸

本日の釣果(1999.12.23)

チヌボ〜ズ!
ウマヅラ35cm級一枚

どうも倉橋方面は思うような
釣果がでません。


12月22日16時30分。職場の忘年会スタート。

21時10分。忘年会終了。が、丁度いい交通機関無く、約30分歩いて職場の後輩のN君と一緒にN君の家まで歩く。

22時。能美島へ向けて出発。

24時過ぎ。能美のN君の実家へ到着。

とある磯場へN君の親父さんとその友人、それとN君と私とで漁りに出発。

メインイベントである、アワビ,サザエ獲りです。

延々磯を歩く歩く歩く。約3時間。満月、大潮の下げ止まりを挟んで起伏の激しく、また歩きづらい磯を、至高の海の幸を求めて歩きます。

岩の間、岩の裏、それらは私達を待ってくれていました。滅多に無いような大漁らしいです。

生まれてこの方、ただの1度しか食べたことのないアワビが私達のものになってくれます。
ステーキにお造り。サザエの壺焼きに煮物。翌日の我が家の食卓は至高の海の幸尽くしでした。
満足満足!!


さて話戻って、漁りから帰って、夜明けを待って今度は倉橋島へ。

折角ですから、是非とも倉橋のチヌに出逢いたいものです。
が、全くポイントが解らない。周防大島とは勝手が違います。

悩んだ挙げ句、N君の心当たりを辿って、上の写真の磯へ出ました。

これがまた...崖を下り、磯を伝い、やっと釣り座に着きます。岬のようになっているので、釣り座は割と自由に選べます。西向きと先端は西風が吹き付けそうです。東向きに釣り座を構えます。

撒き餌を打つ。見かけはダイナミックな磯なのに、潮が殆ど動いていないようです。

1時間、2時間と無情の時が過ぎます。餌もつつかれない。

日が高くなってくると今度は餌取りの猛攻。浮きに全く変化が出ないままに餌が取られます。
幾ら仕掛けを張っても当たりが取れないのです。仕掛けを変更しながらなんとか打開策を探しますが、如何せん寝不足。どうも頭が回っていません。

時間は11時を過ぎます。他の場所でカレイを狙っているN君とは12時頃には止めよう、と話していませした。
時折メバルやカサゴが針に掛かりますが、先ほどからの魚信なき餌取りはどうも居座っているようです。仕掛けを若干重めに調整し思いっきり仕掛けを張った状態で徐々に沈めます。
見切りで聞き合わせをすると、グンッっという確かな手応えです。

「やりぃ!!」と思いつつ、やり取りをしていると、強烈な引きなのではありますが、どうも変。
少しすると海中に白っぽい魚体が反転します。どうやらハゲのようです。どうりでよく引くハズだ...
大きさから見てウマヅラでしょうが、ハゲであれば大歓迎です。そろそろ肝も大きくなって美味しい時期です。
丁寧に玉網ですくいます。

で、結局それっきり。チヌの気配すら感じられないまま終わってしまいました。
まだまだだなぁ〜。

さて、ここからが大変。
寝不足です。忘年会からの帰りに歩き、そのうえ磯をイヤと言うほど歩いています。

磯の付け根から山側へ上がる崖の下で.....

う....

足が上がりません。疲れています。
最後の力を振り絞るように少しずつ登りますが、はっきり言ってキツイ。

中腹まで上がったとき救いの神です。N君が様子を見に来てくれました。
荷物を半分持ってもらい、やっと崖を登り切りました。

もう汗だく。



そんなこんなで、海の幸にウマヅラハゲのおまけまで付いて、なんとも美味しい食卓となりました。

でも....疲れたぁ....


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