言い訳すると、予想通り...

本日の釣果(2000.2.6)

雑魚雑魚してます。
雨を押して、しかも午後の
干潮狙い。
漁船の網入れ+船からフカセ。
ポイントぐちゃぐちゃでした。
でもアジは旨いです。


先週釣行できなかった。しかも仕事関係で忙しい日々が続いていたので、今週はどうあっても釣りに行きたかったのです。
土曜は子守なので、日曜だけしかチャンスはありません。

無情な...天気め...
土曜は快晴!昨日釣りに行かれた方は、釣れる釣れないは置いておいてもいい一日を過ごされたことと思います。
天気予報通りでした。夜中から雨が降り始めます。朝、結構降ってます。
天気予報では夕方には回復しそうとのこと。一計を案じました。n地磯を干潮の潮止まりを挟んで狙ってみる。これなら昼前に家を出ればいいので、上手くいけば西にある周防大島は早めに雨が止むのではないか?という狙いです。

n地磯への駐車スペースに到着。まだ雨は結構降っています。昨夜冷凍庫からオキアミを出すのを忘れていたため、まだカチコチの3kgブロックを磯の潮溜まりに浸けておいてから身支度を始めます。上下合羽。これで25分ほど歩くのだから結構暑そうです。

まだ潮が高いので道中通れない部分がありそうだったのですが、海を目の前にしてじっとしていられる性格ではありません。身支度を済ませると最小限の荷物をもって歩き始めました。
僅かの時間でしたが、3kgのブロックはかなり柔らかくなっています。水温は結構暖かいのかな?

半分くらいあるいたところで大きな障壁です。巨大な岩肌が海にせり出していてまともには越えれそうにありません。「潮が引くまで待とう」と自分に言い聞かせつつ、それでもじっとしていられない性格だから、なんとか越えれないか?と様子を見てみます。よく見るとかなりロッククライミングっぽい世界にはなりそうですが、なんとか通れそうなのが解りました。落ちれば、高さこそないので怪我はしないでしょうが、少なくともビチョビチョになりそうです。荷物を2つに分けて運びます。
ここで結構クタクタになりました。

釣り座の前に到着。釣り座の岩場との間は未だ水没しています。
撒き餌を作りながら待っていることにしました。

ふと海を見ると、漁船。
「ん....?」

「え〜!!!!!」

なんと、釣り座から私が今日狙っていた潮の筋に沿って長ぁ〜い網を入れています。

・・・・・・・・・・

ま、いいか...でも、魚の警戒心は上がっただろうなぁ....

再び海を見ると、小さな船に釣り人2人。
「ん....?」

「え〜!!!!!」

アンカリングしています。まさか磯上がりするつもりじゃないだろうか??
マズイ...流石にこっちも25分歩いてきてるから、狙った釣り座を奪われるのは辛すぎる。

慌ててバッカンと竿を持ってジャブジャブ浸かりながら釣り座へ渡ります。

ところが、事態は更に最悪な方向へ。

その船は磯上がりしようとしてたのではなかったのです。あろう事か、私が狙っていた潮筋の真上、しかも撒き餌が届きそうな位置に船を掛けようとしています。上手く掛からないようで、いつも私がその際を狙っている干出し岩に何度も何度もアンカーを放り込んでいます。

もうポイントぐちゃぐちゃ...この人達、魚を散らしに来たの???流石にそれだけやったらあなた達も釣れないでしょうに...

私の心配??をよそに、その船は更に何度も何度もアンカリングし直しして、更にはスクリューの空回し?みたいなことをしています。

「ここって浅いんですよ...」

最初はやっぱり諦めきれずにその潮筋を何度か流しましたが、私の撒いた撒き餌は船の方に。
船からはフカセをやっているようです。チヌ狙いです。

ちょっと嫌になって、釣り座を移動します。

こちらの釣り座は潮が動いていません。が、撒き餌を撒いているうちにアタリが出だしました。
20cm〜23cmくらいのアジです。まるまるして美味しそうなのでキープします。
後は磯ベラとかメバルが竿を曲げます。チヌの気配はありません。

チラッっと船の方を見ると、何も釣れていないようです。さらにアンカーを上げたり降ろしたりしながら場所を細かく変えています。
「(多分釣れないのは場所のせいじゃなくて、この時期の活性の低いチヌに警戒心を山盛り与えているあなた達のせいじゃないかな?)」心の中で呟きます。

2時間ほどすると、船は帰っていきました。でも流石にあれだけやられたらもうあのポイントはダメでしょう。網とのダブルパンチです。

しかし、こっちの釣り座は相変わらず潮が動かない。「どっちにしてもダメなら、あの潮筋を流してみよう。」

この時点でもう結果は見えていました。

釣り座を移動するといい潮が流れています。見るからに釣れそうです。潮で仕掛けが上擦らないように2Bの円錐浮きにジンタン2号を2つと5号を段打ちして流します。
最後には滅多に使わない0.5号自立棒浮きまで使ってみました。


しかし、結局はメバルとアジと磯ベラが掛かったのみ。なんともスッキリしない釣行となりました。


網と船が居なかったら釣れた、とは言いません。やはり冬場に天気が悪いと、どうもチヌの活性が上がらないような気がします。まだまだ修行が足りないです。

もっと応用力を付けなければ...例えばちょっと釣りにくそうだったけど100m右の岩場は?あそこを上手く攻めれば釣れたかも?

今年もがんばって精進します。今日は完敗でした。

・・・・・それと...やっぱり釣りは朝一からが気分的にいいなぁ〜。


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