名残春

本日の釣果(2000.6.18)

チヌ39.5cm 1枚
グレ29cm  1枚

午後からの釣行
どうもしっくり来ないのは
何故でしょう?

のっこみチヌの最後の
1枚となるでしょう。


釣行するつもりでした。が、土曜の夜、娘が急に熱を出したため、釣行を断念。

朝起きると、お日様が顔を出しています。いい天気のようです。どうしようも無いとは思いつつ、溜息...

ところが、熱を計ってみると、何故だかすっかり熱が下がって、本人はテレビを見せろ!と騒いでいます。
熱も無いのに休日に病院に連れていくのも何なので、様子を見ることに。

となると、困ったのはやり場のない私のイライラ。見るに見かねた女房が、「とっとと行け!帰ってくんな!」。
こんな悪態、まぁ優しさなのでしょう。

今日は早朝から出掛ければ、上手く満ち上がりを釣れる、地磯釣り師には最高の潮回りでした。
が、既に出発したのは10時頃、既に潮止まりから下げに入っています。

今日釣行している友波さんに電話。遊潮会のこばしんさんから預かったこばしんさんの自作浮きを友波さんに渡すべく、友波さんが入っているポイントへ向かいます。この「こばしん浮き」。なかなかの出来映えです。(私も貰っています。)

思ったより道路が混んでいなかったため、11時過ぎには大島に到着してしまいました。まだ潮が高い。
この潮では殆どのポイントへ入ることが困難です。一応ウェーダーは持ってきているのですが...

友波さん。スカリにはチヌが泳いでいます。同行の方にレクチャーして、ちゃんと同行の方にも釣らせているところがまた流石!少しお邪魔して色々話をしてから、一応狙ったポイントを目指します。

まだまだ潮が高く、とてもウェーダーを履いても入れそうにありません。仕方なく狙ったポイントの手前で少し時間を潰すべく竿を出します。

・・・・・・どうも、昼頃から竿を出すとしっくり来ない。気分的な問題なのでしょうが、釣れそうな気がしない。
朝からやっていると昼頃に釣れることも多いのに。

一応撒き餌を準備して釣りを開始しますが、本命ポイントが気になります。

1時間弱。時計が正午を30分ほど過ぎた頃、早々に竿を畳んで、移動を開始します。

ウェーダーを履いて歩いてみると、なんとか膝上くらいの水深のところをクリアすれば、狙ったポイントに入れそうです。

本命ポイントで早速竿を出します。

アタリ!なんか重いだけ。25cmクラスの巨大なフグです。・・・怖い...
続く1投。また重いだけ。今度は20cmクラスのこれまた大きなフグです。先週キタマクラを始めて見たのを喜んでいたからフグづいて来たのでしょうか....

潮は右へ、また左へ、非常に安定感がありません。

右へ流れていた潮が緩んだ一瞬。0号+山元式なるほど浮き止めの仕掛けが魚信を伝えます。
アワセ!重量感がありません。またフグか?と思ったら急に突っ込み始めました。どうやらグレのようです。
先週は1.75号の竿だったので、30cm強のグレもあっけなく浮いてきましたが、1号の竿だとそこそこ楽しめます。浮いてきたのは29cm900gのグレでした。そのまま引き抜きます。

決してグレの活性が高いわけではなさそうです。グレのアタリはこれっきり。

時折針が取られる以外は、実に静かな時間が過ぎていきます。これはボ・・っぽいなぁ....弱気になります。


右へ少し早く流れていた潮が、左に変わったときです。右への流れに合わせてG2に変更していた浮きがノタッっとした感じでシモリます。半信半疑で竿先に聞いてみると魚信!アワセ!チヌのようです。グングン頭を振る感触が伝わってきます。浅いので右へ左へ藻をかすめて突っ込みます。実に3週ぶりのチヌ。やっぱりチヌはいいですね〜。40cm弱。玉網で取り込みます。

結構重い。これは...のっこみチヌです。39.5cm1.5kgでした。

恐らくこれが私の釣る今年最後ののっこみチヌでしょう。もう季節はすっかり夏ですが、春の名残を感じさせてくれる一枚でした。

夕刻の時合いを期待したのですが、この頃から鰺の大群が海域を占拠し始めました。しばらく粘ったのですが、追加することはできませんでした。

夕のマズメを狙う釣りはどうも好きでない。というのは、早朝から竿を出せば、徐々に浮きがよく見えるようになってくるので、とても期待感が強まってくるのですが、逆に夕の釣りは徐々に浮きが見えなくなってくるので...
まぁ夕の釣りで爆釣したことがないのも原因なのでしょうが....いっそ夜釣りかなぁ...

そんな訳で、今日は春の名残を1枚という結果でした。


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