何処へ行こうか

本日の釣果(2000.6.24)

チヌ30cm×1枚のみ

この他ベラや子メバルが
鈎掛かり。
全体的に魚の活性低い。


「取りやめという選択肢なし」
高橋さんからメールが入っています。
本日の降水確率午前中80%。昨日東京へ日帰り出張に行かれた高橋さんは結構疲れているのでは?と思い、こんな天候なので止めてもいいですよ。と言ったところ、この様なメールが入ってきました。
好きですね〜。もっとも、高橋さんが行かないと言ったら、一人で行ってたかも知れない人間の言うことではないですが...

最近、グレに凝っている高橋さんの要望はグレが狙えるところ。かといって、グレポイントに入ってしまうと、チヌを釣るのは非常に困難を極める。考えた挙げ句、グレも釣れないことは無いだろう、と思われる超メジャーポイントへ入りました。

この時点では、幸い雨はさほど降っていません。

釣り開始。いきなり高橋さんが25cmクラスのグレを掛けます。取りあえず、ちゃんとグレが居てホッ。
しかし続かない。子メバル、タナゴ、ベラ等々の餌取りは鈎掛かりしますが、グレはそれっきりです。

さて、私の方は、今日は徹底して底層を攻めてみよう、というテーマで臨んでいます。
ハリス部分は極力フリー(2ヒロ)にして、少し重めの仕掛けで這わせ気味に探ります。とはいえ、水深自体さほどあるところではありませんから、取りあえずG2の浮き。今日はこのパターンで、また潮流に合わせて0〜2Bの浮きを幾度と無く交換しました...いや、することになりました。

最初の手応えのある引きは、25cmクラスのグレ。引き抜いた拍子に針が外れて、岩場を滑って海の中へ。

それでも、朝の内は子メバルやベラが鈎掛かりしていたのです。
しかし潮流が速くなるにつれて、本命はおろか餌取りすら鈎掛かりしなくなってきました。
とにかく活性が低い。チヌやグレだけでなく、魚全体がそんな感じでした。

唯一。
右手のシモリ際へ流し込んだ浮きが滲んで消えます。アワセ!チヌです。やっぱりチヌの引きはいい。例え小型でも。
そのまま引き抜いて取り込んだのは30cmジャストの、未だ抱卵したチヌでした。

それっきり。

高橋さんは、何度も何度も派手にボラを掛けておられます。グレ狙いの浅棚仕掛けの副産物でしょう。
通常なら、ホイっとリリースしてしまうところなのですが、高橋さんは1本はキープ。
「ボラは寒だけでしょ」という声が聞こえてきそうですが、この一般的には嫌われ者のボラも、高橋さんの奥様の手に掛かれば、とんでもなく美味なる物に変身するのです。
今日は、わざわざボラ料理を我が家まで持ってきて下さいました。イタリアンっぽい味付けの料理で、これがボラ?と思うほどの味わいです。美味しい。  いいものを有り難うございました。

高橋さんは何とかグレを3〜4枚ほどキープされています。

私の方は頑固にチヌを狙って、あれやこれや試しますが、先の一枚のみ。
これはポイント選定ミスだったようです。グレも浮いてこないし、チヌも食わない。
14時。無念の納竿です。


雨の方ですが、流石梅雨ですね。青空が顔を出したか、と思えば、強雨になったり。
結局大半カッパを来て過ごさざるを得ませんでした。


ふぅ...ポイント選定は難しいですね。まだまだポイントのストックが少ないため、海況に併せた適切なポイント選択が出来ていないようです。
まぁこれも楽しみの内。時間を掛けてゆっくりとポイント選定能力を上げて行くべくがんばっていくことと致しましょう。

という訳で、少しばかり不完全燃焼な日でした。



戻る     (「釣果報告チヌ」へお戻りの方はここをクリック)