チヌ３３．５ｃｍ，２６ｃｍ
２４ｃｍ ３枚
阿多田島スベリ
小ベラ、タナゴ多し。
昼頃やっとアタリが
見えだした。
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本日の釣果(2000.7.2) チヌ３３．５ｃｍ，２６ｃｍ ２４ｃｍ ３枚 阿多田島スベリ 小ベラ、タナゴ多し。 昼頃やっとアタリが 見えだした。 |
梅雨っぽい、雨マークだらけの週間天気予報が、大半が晴れマークに変わりました。
お陰で金曜のＣ−Ｇ戦ナイターも雨の心配なく観戦できたのですが、こちらの方は土砂降りの結果。見たくもない松井の場外ホームランを始めとして、Ｇファンには最高の一時だったでしょうが、珍しく満員の広島市民球場に詰めかけたカープファンの心には土砂降りの雨が降ったのでした。１３点もとられちゃなぁ．．．
今週はＧ杯以来となりますが、広島湾の沖磯を探ってみることにしました。
いつもお世話になっている平田釣具（渡船屋）に相談すると、宮島、阿多田島ともに、夜釣りでは良型含め数も多い人で２桁くらい出ているとのことですが、日中は殆どあがってないとのこと。「夜釣りの方がええよ。」という店主の助言を断ち切って、いつも通り日中の釣りを決めます。
釣れないのは覚悟で、阿多田島南西向きのスベリに入ることにしました。
手前の船が邪魔でよく見えませんが、スベリとはよく言ったもので、磯の大半が結構急な斜面になっており、この斜面が凹凸が殆どないため、スパイクが引っ掛からずとてもよく滑ります。丁度船と船の間くらいがスベリ。その向こうに飛び出ているのがトウローと呼ばれる磯です。
水深は阿多田島北向きより少し浅め。干潮時で、２０〜３０ｍ沖まで２〜３ヒロくらいです。
さて、午前３時２５分の大野町上の浜港。船のエンジン音が響きます。出船。船の上には柱島へ入るグループと私（単独）。
夜の闇を船は突き進みます。２０分ほどしてスベリに到着します。
まだ暗いので、ゆっくり撒き餌の準備をします。
少し明るくなるのを待って第１投。取りあえず。浮き０号＋G5錘で様子を見ます。アタリ。子メバルです。
朝方は子メバルが非常に頻繁に掛かりました。
３０分後、未だ捉えにくい浮きの姿を見失います。竿先で聞くとガツン！いきなりチヌです。グングンと突っ込みますが大した型ではなさそうです。念のため玉網で取り込んだのは３３．５ｃｍ。こいつは珍しくこのサイズで雄でした。
完全に明るくなると、アタリが無いのに餌が取られるというパターンに填ってしまいました。
考えられる限りの仕掛けを試します。時折アタリを捉えてアワセると、高い確率でタナゴが掛かってきます。餌取りはタナゴ？
更に日が昇ると、足下には小ベラの大群がこぼれた撒き餌を拾っています。１００匹は居るでしょう。溜息。
案の定、小ベラが餌をつつき始め、鈎掛かりし出します。そして、ハリスに傷が．．．．クサフグも当然出てきたようです。
チヌの活性があがることを信じて、ひたすら手返しを続けます。
通常、幾ら餌取りが多くても、一日のうちに何度かはチヌが寄ってきて餌取りが餌をつつかなくなる時があります。よくチヌの気配が出た、と言われる状況です。
これがない。投入後１０秒でアタリがなければ、餌は無く、アタリがあれば、ベラかフグかタナゴ。殆どアタリも出ません。
やっと重量感！と思ったらウマヅラ。ハゲも餌をつついているようです。
途切れてしまいしまいそうな緊張感をなんとか維持させつつ、とうとう時間は正午近くになってきました。
迎えは２時。竿が触れるのはあと１．５時間くらい。
この頃になって、ようやく浮きにアタリが見え始めました。そしてボラが３〜４匹姿を見せました。ようやく寄ってきたのか？
充分に引き込まない頼りないアタリに、強引にアワセを入れると、２５ｃｍクラスのチヌ。唇の皮一枚に鈎掛かりです。活性が低いのか．．．．
しかし小型とはいえ、チヌが寄ってきたのも確かです。残り時間に更に集中します。
結局その後は頼りないアタリを合わせて２枚。うち一枚は手の平も無いのでそのままリリース。
午後１時半。納竿します。
暑かった．．．．くらくらするような日差しと気温。その中でパッとしない釣りをしたものですから、片づけ時にはクラクラしています。
洗い物を済ませて、さて写真でも．．．と思ったら、船の音が近づいてきます。時計は１時５０分。少し早く船が来てしまいました。やむを得ず、ストリンガーごとクーラーに突っ込んで船に乗ります。
柱島のグループの釣況を聞くと、殆ど同じような結果だったようです。一人に５枚前後。大半が２５ｃｍクラスで、最大寸が片づけ時に竿を置いておいたら道糸が飛び出たという３５ｃｍクラスのチヌでした。
全般に広島湾西部の沖磯はノッコミ後の休息期が続いているようです。厳しい釣りでした。
ここのところ、どうも上手く噛み合いません。スランプ？気分転換の沖磯もダメでした。
この時期には例年、型はでないものの、小型のチヌがそこそこ掛かるのですが．．．
ポイントを探り歩いているのも原因かも知れませんが、不甲斐ないボウズスレスレの釣行が続いています。
梅雨ももうすぐ明けるのかな？夜には激しく雷が光っていました。
さて、そろそろ夏チヌモード本番に入ってくれないと．．．．そのうちボ・・になりそうな、すっかり弱気の私でした。
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