スポーツのコーナー(廣島死闘篇)
2026.5.10
初めて「あのチーム」を応援した日
現在、プロバスケットボールB1リーグのチャンピオンシップ(CS)が花盛りである。
中国地方でB1に所属している広島ドラゴンフライズも島根スサノオマジックもCSには遠く及ばなかったところであるが、一つ注目すべき試合があった。
広島ドラゴンフライズからヘッドコーチと主力選手をごっそり引き抜いた、「バスケ界のサンフレッズ浦島」こと群馬クレインサンダーズ改め広馬クローンサンダーズが、渡邉雄太や富樫勇樹らを要する金満スター軍団・千葉ジェッツと対戦したものである。
5月10日にNHKBSで中継があるということで少しだけ観戦した。
千葉ジェッツは上述したように金満スター軍団であり、東京讀賣巨人軍やニューヨークヤンキースのような存在である。
渡邉雄太が入団した時は大騒ぎとなり、「千葉ジェッツが強すぎてBリーグがつまらなくなる」とまで言われたものである。
実際にはそうはならず、今シーズンも東地区2位であり、3位の広馬クローンサンダーズと勝敗数では並んでいる。
私はこのようなチームは好きではないのだが、生まれて初めて千葉ジェッツを応援した。
しかし実はこれは生中継ではなかったということに後で気付いて見るのをやめた。
試合は千葉ジェッツが辛勝して何とか1勝1敗のタイに持ち込み、決着は月曜日のナイトマッチに持ち込まれたという。
試合結果については安堵したところであるが、まだ予断を許さない。
そもそも広馬クローンサンダーズは今シーズン開幕前、広島からブラックシアージュニアを引き抜いたのに加え、一度広島との契約継続が発表されていた中村拓人を限りなく非合法と思われる方法で強奪した。
この「まず監督を引き抜き、次いで主力選手たちを次々と強奪していく」という「サンフレッズ浦島」方式によるチーム強化は、恐らくBリーグでは初めてのものであったろう。
ブースターはこんなやり方でチームが強くなって嬉しいのか、応援する気になるのか疑問であるが、グンマー帝国ではOKなのかも知れない。
広島フロントの弱腰ぶりも情けないものであった。
このような真似をされても文句の一つも言えず、唯々諾々と従うしかなかった。
やったことと言えば、自クラブのウェブサイトに読む気も起きないような長い言い訳文を載せただけである。
今後このようなことがあってもやはり文句ひとつ言わず、草刈り場になっても何も出来ずに指をくわえているだけになるだろう。
多分来シーズンはニックメイヨやエバンス、コーバーン辺りは黒いユニフォームを着ているに違いない。
情けないのはヘッドコーチを僭称する朝山も同様である。
広島東洋バカープ改め反社指定暴力団元組にも同じ苗字の寄生虫がいるが、「無能な指導者」という点では共通している。
恐らく自分が引退するシーズンに優勝できたものだから、「俺には人望がある、俺は持っている」と勘違いしたのであろう。
しかし実際には「朝山さんのために」ではなく、この年限りで心ならずもクビになった「ミリングのために」と思って皆頑張ったのであろう。
だからこそ主力メンバーはミリングの後を追ってグンマーに移籍したのに違いない。
結局「朝山<<<ミリング」だったのであるが、知らぬは本人ばかりなり、ということだったのであろう。
その人望のない朝山も、仮にヘッドコーチとして結果を出せていれば問題はなかった。
しかし結果は出ず、試合後の談話でも他人事のように選手批判をするなど、無能丸出しの醜態を晒した。
この辺りについて言えば、ちょっと前までは何とか選手を擁護してメディアの前での選手批判を控えてきた新井の方がまだマシである。
今までミリングが築いてきた「堅守」の強みを自ら捨て、さりとて攻撃力が劇的に高まった訳でもなく、ストロングポイントのない中途半端なチームになったのみならず、フロントがまともな選手補強をサボった所為でけが人が出るごとに選手層の薄さを露呈し、CSに遠く及ばない地区7位に終わった。
普通ならこれだけの失態を晒せば、フロントもヘッドコーチも雁首並べて総辞職するべきである。
もし今シーズン終了後、浦も岡崎も朝山も辞めず、のうのうとチームに居座るようであれば、このクラブに救いはない。
優勝するまでは精力的に補強を頑張っていたのに、一度優勝したら完全に弛んだクラブになってしまった。
今の浦や岡崎は元組の松田元や鈴木清明と同じに見える。
頑張ってチームを強くするより、新アリーナを拵えてもらって楽して金儲けをしたい気持ちが透けて見える。
いつかも書いた気がするが、新本拠地を簡単に手に入れようというのは虫が良い考え方である。
サッカーのサンフレッチェ広島はビッグアーチのアクセスに長年悩まされ、市内中心部への本拠地移転を訴えてきたが相手にされず、3回優勝してようやっと話が俎上に乗り、ごく最近になってやっと新スタジアムを手に入れた。
現在怠慢の限りを尽くしてふんぞり返っているあの元組でさえ、長年あの伝説のぼろさを誇る(?)旧市民球場に押し込められ、市民からたる募金を募るなどの努力をしてようやっとマツダスタジアムを手に入れたのである。
ドラゴンフライズはたった1回しか優勝していないし、そもそも今年が本拠地最終年になる広島サンプラザだってJR新井口駅(広島駅から4駅目、約20分)から徒歩圏内である上、広島駅・広島市中心部から直通のバスも走るという比較的恵まれた立地である。
さらに言えば、来シーズン以降は広島県立総合体育館を本拠地として使わせてもらえるという。
同体育館は広島バスセンターから徒歩圏内であり、現在のサンフレッチェの本拠地であるエディオンピースウイング広島より交通至便である。
公的施設ゆえある程度の利用制限があるだろうが、Bリーグの興行を行うには十分過ぎる環境と言って良い。
上述の2チームと比較すれば「贅沢、我儘」に映るのは私だけであろうか。
新アリーナ建設問題については、アーティストのライブの「広島飛ばし」とも関係があるから一概には言えないところがある。
この点については以前書いたことがあるので詳しくは書かないが、ドラゴンフライズが新アリーナのおこぼれに預かりたいのであれば、浦と岡崎が土下座をして「アーティスト様のライブの合間で構いませんからどうか使わせてくだせえ、へへえ」と頼み込むべきである。
仮に新アリーナが「ドラゴンフライズありき」のものであるならば、私は新アリーナそのものに反対する。
とりあえず明日は千葉ジェッツ全力応援である。
この戦いにBリーグの正義と規律が懸かっている。
あんな恥も外聞も顧みぬクソチームを勝ち進ませてはならない。
千葉ジェッツ頑張れよ。後はどうでもいいから、明日だけは死んでも勝ってくれ。
さて、B1のその他のチームにも触れておこう。
これ以外の準々決勝においては、まず長崎ヴェルカが首都東京のビッグクラブであるアルバルク東京を2連勝で一蹴した。
広島も西地区で対戦したが、まるっきり格が違うという印象しかなく、どれだけ強いのか想像もつかない。
個人的には最も優勝に近いチームだろうと思っている。
また、同じ西地区の琉球ゴールデンキングスが同地区のシーホース三河を2連勝で下している。
地理的には決して恵まれていないはずの琉球がこれだけ長い間強豪の座にいるのは尊敬に値する。
広島のフロントどもに爪の垢を煎じて飲ませてやりたい。
さらに、同じ西地区の名古屋ダイヤモンドドルフィンズが東地区1位抜けの宇都宮ブレックスと今日第2戦を戦い、結果2連勝で準決勝に進んだ。
西地区で4位だった名古屋が東地区1位の宇都宮を下したのである。
これで東地区に対する西地区の優位は決定的なものとなった。
このような状況下にあって、広島そして島根スサノオマジックは来シーズンに向けてどう立て直していくつもりなのだろうか。
島根は3選手を契約満了で放出することを発表している。いずれもレギュラー格の選手ばかりだが、代わりの算段はついているのか。
このクラブはバンダイナムコがバックについているからお金ちゃん的には恵まれていると思っていたが、そうでもないのか。
ある意味広島以上に心配である。
追記(2026.5.11)
今日上述の千葉ジェッツ対広馬クローンサンダーズの第3戦が行われ、千葉が72−68で辛勝して準決勝に駒を進めた。
さすが真の金満である。
心から賛辞を送りたい。
グンマーはこれに懲りて、よその猿真似ではない真の強豪チームを拵えてシーズンに臨んでもらいたいものである。
ただ、かつてのサンフレッズ浦島は何度広島に優勝されても、何度広島の下になっても懲りずに強奪を繰り返した。
結果として一度も広島の上に立つことはできなかったのであるが。
彼らがこれで心を入れ替えるかどうかは未知数である。
とりあえずオフシーズンの動向を気を付けて監視しよう。
追記(2026.5.16)
上述の千葉ジェッツであるが、準決勝で西地区1位の長崎ヴェルカと対戦し、全く歯が立たず2連敗で姿を消した。
もう一つの山は琉球と名古屋Dの対戦であるため、西地区同士のファイナルとなることが早くも決定した。
先にも述べたが、これだけレベルの高い西地区で4位に入ることすら今の広島や島根には容易ではないだろう。
フロントが楽して稼ぐことしか考えない、松田元のような思考では尚更である。
猛省を促したい。