スポーツのコーナー(廣島死闘篇)
2025.12.12
答え合わせがしたい
タイトルに他意はありません。
前回書いた「願望込み予想」がどのくらい当たったかをここで検証してみたいと思ってそう書いたまでです。本当です。
> こうなると、さすがに何らかの落とし前をつけないと来季の観客動員に響く可能性がある。
> それは松田元の望むところではないだろう。自分のお小遣いが減るのだから。
> 多分編成部長の山根雅仁は詰め腹を切らされるだろう。
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残念ながらこれは当たらなかった。
今オフも彼は無能をさらけ出してチームの弱体化に余念がない。
来年もガラガラのマツダスタジアムがネット上の話題となることだろう。
> それで済まないのであれば、首脳陣の入れ替えということになるだろう。
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この件についても、考えられる限り最悪の結果となった。
新井は続投、さらにコーチ陣は投手の石井弘寿を除いてほぼポストのたらい回しに終わった。
> 中でも考えられる中で最悪なのは東出である。
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彼は二軍の内野・守備走塁コーチから二軍打撃コーチに異動した。
従前の「走らせる気が欠片も感じられない走塁コーチ」も大概だが、彼に打撃の何を教えられるのか。
はっきり言うが、彼にこのポジションをやらせるくらいなら朝山の方がまだマシである。
期待の若手とされる仲田や前川、田村などの開花は来年も望めないだろう。
> 二軍監督の高信二も、それなりに有望な若手を抱えているにも関わらず実はウエスタンでブービーである。
> いくら選手の出来が悪いとはいえ、勝つことも育成も出来ていない指揮官を一軍の監督にするのはさすがにファンを舐めている。
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この二軍監督は留任である。
くふうハヤテの存亡次第では、来年ダントツのビリに沈んでその無能ぶりがクローズアップされる危険がある。
いや、された方が良いのかも知れないが。
> 朝山に対する怨嗟の声が激しいが、彼は「二軍であれば」まだまともな指導が出来る方である。
> 一軍でその時の対戦投手に対する攻略法の伝授がクソほども出来ないだけであり、たとえばフォームの矯正などは得意分野である。
> 仮に朝山をクビに出来ない闇の事情があるのならば、二軍打撃コーチに据えた方が良い。どうせ新井が辞めれば弟も辞めるだろうし。
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朝山は野手三軍育成コーチに左遷(?)された。
三軍と言えばけが人や育成選手が思い浮かぶが、育成ということであれば後者であろう。
育成選手、しかも打者のみということであればそれほど人数もいないし、影響は良くも悪くも少ない。
しかし上述のとおり、二軍の打撃コーチが東出と迎というのが大問題である(あれ?このコンビには既視感が…気のせいかな)。
繰り返すが、これなら朝山の方がマシだったと思う。
さらに大問題なのは、新井良太が一軍の打撃コーチに昇進(?)したことである。
一軍の打撃コーチは、試合ごとにその時の相手投手をどのように攻略するかを伝授する重要職であると認識している。
現役時代に振り回すしか能がなく阪神を追い出された彼に、そのような頭脳労働が出来るとは思えない。
考えようによっては朝山より悪い選択をした可能性が高い。
チーフが福地になったので、彼が新井弟よりは頭が使える人材であることを祈りたい。現役時代の実績を考えると期待はできないが。
> 投手コーチについては、ノムスケは当然留任させるべきである。
> 今上手くいっているので、それを変える必要はない。仮に調子に乗って一軍に上げると朝山の二の舞になるだろう。
> 横山は偉そうなことを言うだけで一軍でも二軍でも機能せず、現状の投手崩壊を招いた。ここは代わらなければならないだろう。
> 永川は後ろを務めていたのでその事情を知っていただろうに、結局焼け野原にしてしまった。ここも情状酌量の余地がない。
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ノムスケは二軍の投手コーチに就任した。これはまあ良い。
横山は退団し、石井弘寿が一軍の投手コーチに入った。まあこれも良かろう。
ただ、左腕をまともに育成できる存在だった高橋建がいなくなったのは大いに不安である。
永川は二軍の投手コーチとなったが、まあノムスケ様の邪魔をしないよう遠慮して職務を果たしていただきたい。
> その他、今のだらけたムードを蔓延させたと悪評高く、また「壊れた信号機」扱いされている赤松も責任を問われなければならない。
> 三好も同罪だが、まだ1年目なので様子見になるだろうか。
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赤松は一軍の守備走塁コーチ留任である。このため、来年もまただらけた雰囲気と「壊れた信号機」ぶりが見られそうである。
三好は二軍に回ることになった。本来なら元々このポジションから始めて指導者としての修行を積むべきであったと言える。
> 石原は同姓の若手捕手を育てきれず、チキンリードを教え込んで混乱に陥れた責任は極めて重い。
> まともな配球を知っている者にその席を譲るか、あるいは配球については口を出さず黙っているべきであろう。
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石原は留任である。
大いに不満であるが、二軍にいるのは「もう一発」発言でチームの品位を著しく貶めたとされる倉である。
このポジションにまともな人材がいないのは致命傷である。
> 次いで選手である。
> 投手については、一軍での登板がなく(※)、ファームで防御率が3.00以上だと危ないと思う。
> 該当するのは大道、ケムナ、赤塚、河野、日高の5名である。(黒原は怪我なので除外)
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上記のうち赤塚と河野が戦力外、大道が現ドラ送りになった。
大道は意外に現ドラで人気があったようだが、ヤクさんの選択は吉と出るか凶と出るか。
日高は人的補償でもらった選手であり若いので分かるが、ケムナは何を買われて残ったのだろうか。
> これに加え、一軍での登板があっても悲惨な投球しか出来なかった益田、長谷部も危険水域である。
> 外国人枠のドミンゲスを含め、この8名の中から5〜6名は戦力外通告を食らってもおかしくはない。
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益田、長谷部もよく残したな、という印象しかない。ドミンゲスは予想通りである。
結局8名中4名が退団したが、5〜6名は切ると思っていただけに良く言えば温情、悪く言えば甘いと言うか残しすぎと思う。
> 野手については、一軍出場がなかった(※)のは次のとおり。
> ・捕手:持丸、高木、清水
> ・内野手:渡邉、韮澤、仲田、佐藤
> ・外野手:宇草、松山、中村(貴)
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捕手の磯村戦力外はノーマークだった。本人が現役に未練なく引退を選んだので、あるいは怪我など抱えていたのか。
あと、せっかく現ドラでもらった山足も意外だった。これはきっと山足が新井から家族認定されていなかった所為だろう。
内野手の韮澤、外野手の宇草と松山は予想通りだったが、松山がオイシックス新潟に移籍してまで現役にこだわっているとは意外だった。
あっちでもコーチ兼任なので数年後には指導者として戻ってくる可能性はあるのだろうが。
> この他、一軍での出場があったとしても危ないと噂されているのが、特にベテラン勢を中心に数名いる。
> 會澤、上本、田中、堂林に加え、中村(健)あたりも私は危ないと思っている。
> この中で、會澤は残る可能性が高いと思う。今年は坂倉も石原も当てにならなかったので、特に大瀬良先発時には消去法でマスクを被った。
> 田中は醜聞の所為でファンの心象が最悪だがファームでは戦力になっており、ファームが回らないということであれば残る可能性はある。
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中村健は図らずも当たってしまった。
田中と上本はこのチームには珍しくバッサリいったと思う。女癖の悪い者は松田元のお気に召さなかったのかも知れない。
何せ「女好き」と松田元は真逆の属性だから…おっと誰か来たようだ。
會澤はともかく、堂林はよく残ったものだ。全国区の選手、というより嫁が全国区なのでそのお陰か。しかしどこで使うのか。
> 野手の候補は10名程度いるが、実際に斬られるのは6〜7名と見た。
> 投手と合わせて10〜12名が戦力外通告されると思うが、これでもまだ少ないくらいである。
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結果的に戦力外は投手2名、野手8名の10名であった。ドラフトに参加するための最小限の人数に留まったのは残念である。
> 次に考えなければならないのは現役ドラフトである。
> ここでは、上述のクビ候補より1ランク選手としてのレベルが上の選手を候補として考える。
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私は大道はクビ候補だと思っていたのだが、思ったより評価が高かったのは予想外であった。
代わりに楽天から辰見を連れてきたのだが、考えようによっては悪くない。
即ち、仮に羽月がスタメンで出た時や早々に代打代走で使って引っ込めてしまった時の代走要員がいない。
新井は戦況の見極めが絶望的に下手なので、出したいときに代走がいない、ということが非常に多かった。
一軍での実績はほぼないが、イースタンでは31盗塁を記録して「盗塁マシーン」の異名を取ったということで、「一芸」があるのは有難い。
そしてドラフトである。
今回は極端な投手ドラフトだった。
即戦力の捕手を獲らなかったことは大いに不安かつ不満だが、それ以外は特段どうこう言う気はない。
投手が多くなり過ぎる、という編成上の問題はあるが、どうせ新井が使い潰すのだから多く抱えておくに越したことはない。
ただまさか、来年のドラフトで青学大の渡部海を「獲らぬ狸の皮算用」してるんじゃないだろうね。
それでなくても青学には泣かされているんだから、あまり虫の良いことは考えない方が良いと思うが。
あと、外国人について書いていなかったので追記しておこう。
ドミンゲスのクビは妥当である。代わりにターノックがやって来たが、期待はしていない。当たれば儲け物である。
ハーンは分からないが、多分契約で揉めている間に楽天あたりが持って行くだろう。
ただ、去年の後半の出来が酷かったので損切りの時期なのかも知れないし、本人も環境を変えた方が幸せになれるかも知れない。
野手2名の残留は朗報であるが、ファビアンはまだしもモンテロは諸手を上げて、という成績ではないので、可能ならもう一門大砲候補が欲しい。
まあ無理だと思うが。
なお、ぼくらのバカープの今オフの補強はこれで終了だそうである。
上述の大砲候補の補強については新井が断ったそうである。
実に呆れて物も言えない。
仮にこれが事実だとしたら、新井は優勝する気がない。
優勝する気がない監督の下で野球をやりたい者がいるだろうか。
しかし、いくら新井とてそんなにバカではなかろう。
あるいは今回もフロントが新井をだしにして補強しない言い訳をしているだけかも知れない。
仮にそうだとしたら、フロントのファンに対する冒涜である。
いずれかは不明だが、新井か山根かどちらかは腹を切って詫びるべきであろう。
まあもっと前に腹を切ってほしい者が約1名いるのだが。
それにしても、バカープの編成部長というのは余程楽な仕事なのだなあと思う。
羨ましい限りである。可能なら換わってもらいたい。
山根ごときでは私の仕事は到底務まらないだろうが。
こちとら仕事の所為で心身ともに疲弊しきっている身であるから、こんな奴を見ると腹が立ってしょうがない。
ちなみに余談だが、某YouTubeチャンネルによれば、今回マエケンにオファーしなかったのは「挨拶がなかったから」だそうである。
で、柳田(ソフトバンク)をドラフト指名しなかったのは「女好きそうに見えた」からだそうである。
まあ、「女好き」と松田元は(以下略)。
ぼくらのバカープはこんなしょうもない理由で編成を決めています。
よく分かりましたね。
最後に、前回書いたことをもう一度書いておこう。
↓
> プロ野球経営はパワプロとは違う、ということを誰か松田元に教えてやってもらいたい。
…いや、腹を切ってもらう方が先か。
(※)
文中、「一軍出場がなかった選手」というのは、前回の文章を書いた9月20日現在でのことである。
その後一軍出場を果たした選手もいる。