DVD 「見知らぬ乗客・特別版」
Review
ついに、ヒッチコック作品がDVDで発売されました。
特に今回発売の「見知らぬ乗客」は特別版という事で詳しく紹介してみます。
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「見知らぬ乗客」は1951年制作のWARNER作品で、交換殺人をテーマにした巻き込まれ型の傑作作品です。 テニスプレイヤーのガイは偶然、列車の中で出会ったブルーノという男に不倫相手のアンとの仲を取り持つため、妻を殺害する代わりに自分の父親を殺して欲しいと話を持ちかけられる。 話を真に受けないガイだったが、数日後妻は殺害されてしまう。アリバイの無いガイは警察から疑われ、ブルーノからは殺人の催促が来るようになる。 自分の思うようにならないガイを犯人に仕立てるため、ブルーノは証拠品を持ち再び殺人現場に向かう。ガイはブルーノの計画を止めようとするが… ヒッチコック作品のエッセンスが散りばめられた作品で、冒頭の足のみのショットから二人が出会うシーン、周囲の音にかき消されながらの眼鏡に映る殺害シーン、全ての鍵を握るライター、カット割りの素晴らしいテニスのシーン等、有名な場面が数多い傑作です。 |
| DVD版「見知らぬ乗客・特別版」の特徴として ・初登場の「イギリス上映版」をカップリング収録 ・特別映像として4作品の予告編を収録 ・宣伝用の貴重な映像を収録 等があるのですがこのDVD、両面記録になっているのです。私の持っているDVDでは両面記録された物が無かったので、第一世代プレイヤーで再生出来るのかな?と、思ってましたが問題ありませんでした… さて、ヒッチコックの初期作品では様々なバージョンがありましたが、(有名なのは2ヶ国版のある「殺人!」とか…)この「見知らぬ乗客」に別バージョンがあるのは知りませんでした。違いについてはDVDのプロダクション・ノートに詳しく記述してありますが、案外ヒッチコックもシビアに作品を見ているんだな〜と思いました。 収録されている予告編については本作と「私は告白する」の二作品は既発売LDの「アルフレッド・ヒッチコックの世界」にも収録されていない本邦初公開物でした。さすがDVDらしく鮮明な画像です。 あと、DVDお得意のキャスト・スタッフのデータ(エヴァはコンテまで入ってる…)に加え、音無しの宣伝用映像が収められています。 |
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このDVD、プレイヤーを持っている方は買い、プレイヤーを持ってないヒッチファンの方はプレイヤーのカタログで早急に機種を決めちゃいましょう…て、くらいに満足度は高いです。