私がキングコングを初めて知ったのは「キングコング対ゴジラ」でのキングコングでした。この当時キングコングは日本の怪獣だと思っていました(だって「キングコングの逆襲」って亜流まであるんだもん)その後リメイク版の「キングコング」が上映されました。毎日「おはよう子どもショー」で宣伝コーナーがあったもんで珍しく親にねだって連れていってもらったのを覚えています。
その後小6だった時、ある古本屋で「キング・コング」と言う本を手にし初めて「キング・コング」という映画が昔作られていることを知ったのです。この本はリメイク版に合わせて作られた本みたいでしたが大部分をオリジナルの解説にさかれていました。豊富な量の写真が掲載されており、メイキング、キャストのその後、続編制作での意見の対立等、内容の濃いものでした。(現在、この本が家のどこにあるかは不明…)
この本のおかげで俄然「キング・コング」を見たくなりましたが当時ビデオデッキなど発売されておらず白黒映画の放送など皆無だったテレビ放送、結局「キング・コング」を見る夢は叶いませんでした。そして中2の時、奇跡的についにTBSでマニアックな作品を放送している映画番組で放送があったのです。友達に頼んでビデオに標準モードで録ってもらい(当時一本5000円位しました)友達の家に遊びに行っては繰り返して見ていました。
その後レンタルビデオが始まりましたがレンタルもなく、字幕版のセルも無く混沌と宝物のようにしていた放送版を見ていました。そして高3の時あるレンタルビデオ店で直輸入版の「キング・コング」を見かけたのです。そのビデオは完全版でしたが価格が25000円で販売されており買うことができず時は過ぎました。(当時、映画の直輸入版あちこちでよく売ってました…)
そして大学2年の時国内でついに字幕版の発売がLDで決まり、なんと「コングの息子」とのカップリング・100分完全版という代物で価格は9000円、そく購入して見ました。ついに、ついに幻の5分間の映像を目にしたときは感激しました。
現在ではレンタルビデオ・LD等簡単に「キング・コング」を見ることができますが、私は今でも放送版を引っぱり出してきては見ることがあります。ビデオデッキを手にして15年の間、一番多く見た作品がこの「キング・コング」です。
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1933年 アメリカRKOラジオ作品
B/W 100分
制作・監督 : メリアン・C・クーパー
アーネスト・B・シェードサック
特撮監督 : ウィルス・H・オブライエン
脚本 : ジェームズ・A・クリールマン
ルース・ローズ
製作指揮 : ディアーヴィット・B・シェードサック
アン : フェイ・レイ
デナム : ロバート・アームストロング
ドリスコル : ブルース・キャボット
船長 : フランク・ライチャー
酋長 : ノーブル・ジョンソン
この作品にはアメリカで最初公開された後、検閲によって5分程の残虐シーンがカットされ、国内でもこのバージョンが上映されました。しかしファンの手によってこのシーンが復元され(だったと思う…)現在ではそのバージョンが普通になっています。この後、続編の「コングの息子」(33)が制作され「猿人ジョー・ヤング」(49)とあわせ巨猿三部作と称されています。
この作品の前半、キングコング登場の場面まででかなり配給会社ともめたそうです。しかしクーパー達は最初の構想通り登場人物を描いてからキングコングを登場させたのです。今ではぎこちない特撮ですがそれでも十分な迫力があると思います。(リメイク版よりいいと思う…)
島の門が後日「風と共に去りぬ」で燃やされたことはあまりにも有名ですね。クーパー達は続編「コングの息子」を作成するにつけて当初は前作通り凶暴にする予定だったのですがオブライエンに不幸があり(妻が猟銃で家族を殺害…)強い意向で優しいコングになったそうです。どうしても評価の低い続編ですが、前作の流れも汲んでいますしストーリーはともかく良くできた作品だと思いますよ。
King Kong - The Eighth Wonder of the World!