■ジーコ監督選任失敗

日本サッカー協会理事長は、ジーコ監督の選任失敗だったと語った。「ジーコを日本代表の監督に選考し、日本の組織サッカーを見せてやると初期には意気込んでいたが、サッカーはどこの国の誰がやろうともルール通り行えば、11対11の組織プレーだと言う事に今気づいた」

このコメントに対し前監督のトルシェは「外国の個性的サッカーと呼ばれるチームは、少数でサッカーを展開しているとでも、勘違いしていたのであろう。認識が甘かったとしか言いようが無い。これからはくだらない理由で監督を選ばないことだ。日本でまた監督を依頼されたら?初期にあれだけ叩いておいて?マスコミの手のひらを返したような応援にはうんざりだ。」と殺意を感じる厳しいコメントが。 一方ジーコ監督は「わたし、ますこみこわい、めったなことできない。いわれたことやるだけ。」と日本になじんだコメントがぽろり。

一説にはワールドカップ前に、ブラジルサッカーを個人技サッカーと評しマスコミは叩いたが、怪我人が多い中でも優勝してしまったブラジル人の非難をそらせるため、ブラジル出身のジーコが選ばれたと言う説も浮上している。確かに日本ならこの選考はやりかねない。日本で実力主義はまだ遠い。

(2004/4/04/13:50 場度売新聞 無断転載禁止)


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