■コーチからの下克上

04 首位打者を獲得した広島カープの嶋選手だが、10年間プロで無名であった。今回は巨人打撃コーチを経て、カープに戻り 嶋を育てた、内田打撃コーチに、現状のカープについての考えを伺った。

内田コーチ:監督やコーチは一流の選手が必ず成功すると言ったものが無いように思いますが、波が無く育った選手より、波が有り数々の試練に打ち勝った選手の方が、コーチとして素質があると思います。自らが悩んだんですから、選手の悩みに迅速に答えることができる。そんな点が良いですね。

その点、嶋は有望であり、 山本監督(現 カープの監督)は論外に思われます。戦略についても今の野球についていってませんね。何十年前には通用したが、今は通用しないんですが、それが監督にはまだ・・。と苦虫を噛み潰した顔をした。

今年もチームが低迷し五位に終わったが、打率については一位、二位の選手で占めるカープ。最後に内田コーチは「上層部には人を見る目は無い、来季は監督になる」コーチからの下克上の日も近いのかもしれない。

(2004/10/11/13:28 場度売新聞 無断転載禁止)


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