教育方針が発表される
文部省がまとめた、中・高校教育方針が発表された、教師の評価の基準を、身だしなみ、挨拶、統率力(生徒の出席率など)の5段階評価に加え、新たに3年次の担任での生徒の高校・大学進学率を盛り込むことに決定した。

背景には、学校側の評価だけでは生徒の進学率・学業の成績を気にしない、教師も中には存在し「無理に進学を狙わなくても、就職しても、専門でも良いんじゃない?」などの教師の発言に抑制をかけるためだ。

高校・大学進学率の評価を、直接給料に反映させれば、先生側もやる気が出て、そして生徒の学力低下を防止する一石二鳥の切り札だ。生徒のためより給料のためと思う教師が一段と増えるであろう。また定員割れが将来予想される大学側の保護にも役立てる狙いがある。

(2004/4/03/08:07 場度売新聞 無断転載禁止)


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