株価の上昇が景気に?
大手一部企業が上向きな理由は、採算が悪い分野を切り捨てた事。今日本で上向きなのは、ハイテク分野(携帯、液晶テレビ)(買い替えが必要)であった。将来予定されている、テレビ放送の、アナログ放送からデジタル放送の切り替えも、テレビの買い替えによるハイテク分野、活性化のためだ。

買い替えなどの購買意欲だけでも、景気に影響するようだ。

そして各企業の展望は、例外を除き、出産率低下、年金改革での先行き不安など、日本で消費増加が見込めない。生産についても、物価高から中国と対抗するのは厳しいとする見方が強い。その為、海外に拠点を付けた企業ほど将来性を評価され、株価の上昇を招いた。

よって、国内の景気上昇は厳しく、資金は、特定企業(TV関係)、また海外へ流れる傾向が強く、株価上昇は楽観視できない。だが良い点もある、倒産する会社が後を絶たなかったため、もうすでに倒産する会社は減ってきている。これがメディアの明るい兆しらしい。

(2004/6/28/13:12 場度売新聞 無断転載禁止)


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