企業で使われる発想の転換
他社との生き残りをかけて、各社とも発想の転換にせまられている。コンビニの取り組みをあげてみよう。商品陳列では、賞味期限の短い商品ほど前面に出し、早く売れるようにしているが、最近では、お客側もそれを知り、今では無意識に、後ろから商品を選ぶお客が増えてきた。

放置していたが、売れ残りの在庫処理で、お店側の損失は年12億円にものぼり、頭を悩ませ出した妙案はこれだ。賞味期限切れぎりぎりの商品を、後方に置き、新しい商品を前面に置く作戦に出た。 この結果、損失は年々減少傾向になったと言われている。

再び、前面から商品をとるお客が、増加した場合どうするのか?といった質問に、「古い、新しいを混ぜて均等に売り出します。」対応策は万全のようだ。私は賞味期限を見て買う事にしよう。

(2004/8/18/18:02 場度売新聞 無断転載禁止)


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