スロースタイルのトップゲーム

7月14日  山口県周防大島沖伊予灘
HITルアー  K.I.POP 12cm トビウオ(プロト)
FISH  ハマチ 74cm 1本
     ヤズ 55〜60cm 4本

今回も広島県廿日市港よりいつもお世話になっているアジアマリンサービス(永田船長)さんにお世話になりました。
今回は「じっくり魚にルアーの動きを見せて、しっかり食わせられたらいいのでは?」という疑問からプロトのポッパー(ウッド性ペンシルポッパーといった感じです。)を作り試してみました。バランスは頭を出しながら水面をヨタヨタと漂うベイトの動きをリアルに表現し、スローに動かしてもスムーズに左右へダートするようカップ下にフラット面を設け、小さな飛沫と軽いポップ音を出すよう小径カップにした。浮力はフックを付けてデッドスローシンキング。長くポーズをとるとジワっと沈みだす程に浮力を抑えた。
最初のポイントは瀬のトップが12m程までかけ上がった所だった。ミヨシ側からポイントに入っていたのでミヨシ側にはバイトがあるものの、トモで釣っていた私のところまでなかなかチャンスがこない。辛抱してヨタヨタと左右にゆっくりダートさせているとK.I.POPが水面から消し込まれた。
捕食しやすいスピードの為か派手な出方ではないが、しっかりと針掛かりしていた。ナチュラルドリフトで流したドライフライをヤマメがモワッと食ったような感じだった。
ハマチ74cm
ヒットルアー
K.I.POP 12cm トビウオ
その後アタリが遠のき、潮も弛んできたので場所移動。次のポイントでも全員で4バイトあったがノーキャッチ。私にも1バイトあったが、よそ見をしながらボーっとしていたので体が動かなかった。せっかく出たのに反省です。
次にバイトがあったポイントは水深30m程の場所で、ジグで釣っていたところナブラが出たのですかさずK.I.POPを投げた。
チョンチョンとトウィッチを入れてやるとガボッと食った。
ヤズ
ヒットルアー
K.I.POP 12cm トビウオ
大きいナブラは立たなかったが、イメージ通りの使い方で面白いように食ってきた。
ナブラが出ていない時も水面をヨタヨタさせていると、上を意識しているヤズを引き出せた。
自分でランディングしようとしてバラシが1本あったが、7発バイトで5本キャッチ。フックに乗らなかったのは1本だけだった。スローな動きでもルアーの存在がアピールでき、バイトに持ち込めることができるルアーならしっかり食わせられる実証になったのではないかと思う。
船中5人でハマチ2本、ヤズ11本でした。
今回の私の使用タックル
ロッド:ゼナック ミューズトウィッチMC FO-2
リール:ダイワ TD-X4000HIA
ライン:ナイロン12LB
リーダー:クレハ シーガーショックリーダーフロロ30lb
フック:ガマカツ トレプル16 #1 (バーブレス)
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