第3回 ドライブについて


僕は、深夜のパイパスを流している。
ムシャクシャしたり、苛ついたり、感情を抑えきれなくなったりしたとき。
海を目指し、朝まで走り続ける。
躍動するエンジン音、ロードノイズ、サスペンションの伸縮、シフトチェンジ、全てが僕を無心にさせる。
知らず知らず、平日でも200Km以上も走っている事もある。
対向車のライト、オレンジ色の道路灯。
現実から離れた、空間を楽しむ。
一人きりの寂しさから、いつかは、あの娘をナビシートに乗せて走りたいな〜なんて思ったりして。
こんなストレス解消法もあるのかな。
そして、新しい朝を迎える。
また、現実に引き戻される。

こんな、無駄な時間のつぶし方いいのかな〜。



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