MONITORING SYSTEM の紹介
高齢化社会に直面しつつある現在、歯科観血処置時のモニタリングは重要なもので ある。
しかし、市販状態のモニタは一般に設置場所が限られ、表示の視認性や記録性の点で は充分
とはいえない。そこで演者はビデオカメラからの術中画像にモニタからの バイタルサインを
コンピュータによりスーパーインポーズし、大型TVでスタッフ 全員が見ながら Op をすす
められるようにし、音声を加えてVTRに収録するビデ オオーバレイモニタリングシステムを
開発した。
さらにバイタルサインの数値列のみのプリントアウトから血圧・脈拍数およびRPP をグラ
フィック表記するシステムを考案した。
(質問) 門前弘美(広島市開業)
1.モニターの主旨から、客観的な数値が得られることが第一条件ですが、生体機能 の動態、
例えば急激な変化があった場合、また緩徐な変化の数値の指標につ いてお教えください。
2.モニター機種の信頼性についてお教えください。
(回答) 入江靖雄(茨城県開業)
1.急激な変化について:アラームの設定範囲を比較的せまく設定することにより、 早期に
変化を察知でき、適切に対処することができる。
緩徐な変化 について:プリントアウトシステムのアナログ部分をトレンドとして見るこ
とができる。
(回答) 五十嵐 浩(東歯大.歯麻)
2. BXー2本体の精度については検討はしていない。