*デュアルブート*

表題はデュアルブートになってますが、実際にはパーティションの数だけブートできます。まあ、あまりOSを混在させると頭が混乱しますし、Linuxでは基本パーティションは4つまでという制約があることから、トリプルブートくらいがちょうどいいのでは…
次に、ぼくが行った多重ブートの手順を簡単に書いておきます。

1. パーティションの作成
一般にはfdiskコマンドでパーティションを作成しますが、Gentoo LinuxのインストールCDでは、コマンドが入力できましたのでcfdiskを使い、パーティションを作成しました。cfdiskのほうがわかりやすいです。

2. liloの設定
Linuxをインストールする過程で、通常はブートマネージャliloをインストールするか・何処にインストールするかを聞かれます。liloの他に、LinuxではGRUB・他のOSのブートマネージャもありますが、liloのが設定が簡単なのでもっぱらliloを使っています。
たとえば、Windows_XP・FreeBSD・TurboLinuxを混在させて、起動時にOSを選択できるようにするには、/etc/lilo.confを次のようにします。次の場合は、何も操作しないでいると5秒後にWindows_XPが自動的に起動します。
boot=/dev/hda
map=/boot/map
install=/boot/boot.b
prompt
timeout=50
message=/boot/message
lba32
default=win_xp

image=/boot/vmlinuz
label=turbo7
read-only
root=/dev/hda3

other=/dev/hda1
label=win_xp

other=/dev/hda2
label=freebsd
/etc/lilo.confを変更したら、/sbin/lilo -vというおまじないで(?)、liloをMBR(マスター・ブート・レコード)に再インストールします。

3. liloの設定2(拡張パーティションから起動する)
一度、Linux用パーティションを5つにして、それぞれにLinuxをインストールしてみました。Linuxでは基本パーティションは4つまでなので、4番目と5番目は拡張パーティションになります。たとえば/dev/hda1〜/dev/hda3までを基本パーティションにして、あと2つ作ろうとした場合、/dev/hda4も拡張パーティションとして表示されますが、これは形式上で、実際に使用する拡張パーティションは/dev/hda5から始まります。
というふうに、パーティションを作成して/dev/hda5と/dev/hda6にLinuxをインストールしました。インストールはできましたが、通常のliloの設定では拡張パーティションからは起動できませんでした。そこで、/etc/lilo.confを次のように一工夫したら、起動できました。
1 たとえば 、/mnt/other5というディレクトリと作り
mount /dev/hda5 /mnt/other5とコマンドして、
/dev/hda5を/mnt/other5にマウントしておきます
2 cd /mnt/other5/boot/とコマンドして/dev/hda5の/bootをのぞいみて、
wmlinuz-???の数字をメモしておきます。
3 /etc/lilo.confに次の行を書き加え、/sbin/lilo -vでエラーが出なかったら成功です!
image=/mnt/other5/boot/vmlinuz-???
label=####
read-only
root=/dev/hda5
4. Windowsを混在させる場合
WindowsはとてもわがままなOSで、インストール時にハードディスク全体をフォーマットしたがります。したがって、先にLinux他を入れて置いても消えてしまいます。Windowsを入れる場合は一番最初に、そして後から入れる他のOS用に、fdiskでC:以外にドライブD:を作ってからインストールします。

5. Solarisを混在させる場合
Solarisをインストールするときに、少し工夫がいります。Linux用Swap(SMAPではありません。仮想メモリみたいなもの)のパーティションIDとSolarisのパーティションIDが同じなため、SolarisはLinux用Swapを自分をインストールする場所だと思いこみます。したがって、パーティションを作成時にSolaris用に1つだけタイプがSwapのパーティションを作って置くと、Solarisのインストールが簡単です。

6. インストールするOSの順序
いままで書いたことから分かるように、Linux以外のOSを混在させる場合は、 Windows→Solaris→Linuxの順序でインストールしていきます。FreeBSDも、liloを書き換えるようなので、Linuxの前にインストールします。そして、liloを使用するLinuxを一番最後にインストールし、起動ディスクを作っておきます。もし、また他のOSをインストールしてliloが書き換えられた場合も、起動ディスクからLinuxを立ち上げて、/sbin/lilo -vでliloを再インストールする事が出来ます。