2次元フーリエ変換は次式で定義されます(u、v は角振動数)。(注)フーリエ変換式中の定数:1/(2π)について
F(u, v) = 1/(2π)∫-∞∞∫-∞∞ f (x, y)e-j (ux + vy) dxdy ・・・(式1-1)
f (x, y) = 1/(2π)∫-∞∞∫-∞∞ F(u, v)e j (ux + vy) dudv ・・・(式1-2)
あるいは、(u, v)を振動数(Hz)として次式で定義する場合もあります。
F(u, v) = ∫-∞∞∫-∞∞ f (x, y)e-j 2π(ux + vy) dxdy ・・・(式2-1)
f (x, y) = ∫-∞∞∫-∞∞ F(u, v)e j 2π(ux + vy) dudv ・・・(式2-2)
2次元フーリエ変換は2次元画像の変換などに利用されています。
振動数(周波数)の単位をHz(通常の振動数:f)にするか、rad/s(角振動数:ω)にするかによって定数:1/(2π)が付いたり、付かなかったりします。 これは両者の関係:ω = 2πf に起因します。 しかし、変換式中の係数はあまり本質的ではなく、変換と逆変換とでつじつまがあっていれば問題ありません。[参考文献]Wikipedia:フーリ変換