■IE「閲覧の履歴の削除」における勘違い

 Internet Explorer(IE)はアクセスした Web サイトに関する情報などを保存します。

 IE が保存するのは次の情報です(詳細は「Windowsヘルプとサポート」を参照)。
 ・インターネット一時ファイル(キャッシュ)
 ・Cookie
 ・履歴
 ・フォームデータ
 ・パスワード
 ・InPrivateフィルターデータ

 これらのデータはIE8の「セーフティ」−>「閲覧の履歴の削除」で、削除したい情報の横のチェックボックスをオンにして「削除」ボタンをクリックすると削除されます。

 「閲覧の履歴の削除」では上記6種のデータに対するチェックボックスの他に、最上部に「お気に入りWebサイトデータの保持」があります。 これは「お気に入りWebサイト」に登録されたサイトを早く表示できるようにCookieとインターネット一時ファイルを消去せずに保持するものです。

 従って、この項目だけは「保持したい場合はチェックON」、「削除したい場合はチェックOFF」にします。 何も考えずに全項目にチェックを入れると、お気に入りに登録されたサイトのCookieとインターネット一時ファイルが削除されないので注意が必要です。

 ハードディスクの残容量が徐々に少なくなり、「閲覧の履歴の削除」や「ディスククリーンアップ」をしても容量が回復しないと言った時には前記の点を一度確認してみてはいかがでしょうか。
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