■4色カラーフィルタの液晶ディスプレイ

 シャープは2010年1月6日、従来の赤(R)、緑(G)、青(B)の3原色のフィルターに、黄色(Y)を加えた4色のカラーフィルターを搭載した液晶テレビを世界で初めて米国で3月から発売すると発表しました。

 xy色度図上でRGBの3原色を頂点とする3角形をRGBカラートライアングルと呼びますが、3原色のフィルターの場合にはこの3角形の内部の色が再現できます。

 これに黄色(Y)を加えると、RYGBの4頂点からなる4辺形の内部の色が再現できるようになり、金管楽器の黄金色などを鮮やかに表現できます。

 また、RGBの3原色にシアン(Cyan)を追加した4色カラーフィルターとすることで、エメラルドグリーンやブルー系の微妙な色表現を可能とした液晶ディスプレイもあります。



[参考文献] Wikipedia: 液晶ディスプレイ

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