■東京ドーム3個分の広さとは?

 新聞やテレビなどの報道において、「東京ドーム3個分の広さ」などと表現されることがよくあります。  「東京ドーム1個分の広さ」とは一体どれくらいの広さ(面積)なのでしょうか。

 また、「東京ドーム5杯分の容積」などという言い方もよく耳にします。

 「東京ドーム1個分の広さ」とはドームの建築面積(投影面積)46,755m2相当の面積です。 これはグラウンドの面積(13,000m2)ではなく、これにスタンドや各種施設の面積を加えた総面積です。

   << 東京ドーム1個分の広さ(概略) ≒ 200m X 200m ( = 4 ヘクタール) >>

 一方、「東京ドーム1杯分の容積」とはドームの容積 124万m3を意味します。

   << 東京ドーム1杯分の容積(概略) ≒ 100m X 100m X 100m ≒ 200m X 200m X 30m >>

 「甲子園球場1個分の広さ」という言い方もされますが、こちらは阪神甲子園球場の総面積(グラウンド+スタンド+その他の合計面積)約38,500m2を単位とし、東京ドームの約80%の広さになります。

 なお、(当然と言えば当然ですが)プロ野球12球団の本拠地球場のグラウンドの面積はほぼ 13,000m2前後です。
 例えば、2009年春に竣工した広島市民球場(MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島)のグラウンド面積は12,710m2、建築面積+グラウンド面積は約35,700m2で、東京ドームの約75%の広さになります。
[参考文献] Wikipedia: 東京ドーム(単位)ほか

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