■バンクーバーオリンピック:
フィギュアスケート女子の鈴木選手8位入賞で何がもらえる?
カナダ・バンクーバー(Vancouver)で開催の第21回目の冬季オリンピックで、フィギュアスケート女子の浅田真央選手が銀メダル、安藤美姫選手が5位入賞、鈴木明子選手が8位入賞を果たしました。
1位〜3位まではメダルがもらえますが、安藤選手や鈴木選手のような入賞者には一体何がもらえるのでしょうか。
実は入賞者(1位〜8位)にはちゃんとした賞状が授与されるそうです。
因みに、8位までが入賞となったのは、夏期が1984年ロス、冬季が1988年カルガリーからで、それまでは6位までが入賞でした。
なお、金銀銅のメダルについてはオリンピック憲章で次のように定められていました(2003年版まで)。
・金メダル: 純度92.5%以上の銀製メダルの表面に6g以上の金めっきをしたもの。
・銀メダル: 純度92.5%以上の銀製メダル。
・銅メダル: 銅製メダル。
で、いずれも大きさ直径60mm、厚さ3mm以上。
しかし、最新のオリンピック憲章(2007年版)にはその記載がないため、JOCに問い合わせたところ、次のような回答がありました。
現在の国際オリンピック委員会(IOC)のオリンピック憲章には、メダルの規定が掲載されておりません。
IOCプロトコール・ガイドという資料に掲載されているようです。
その資料は、IOCより各国・地域のオリンピック委員会に配布されておりませんので、
本会においても詳細が分かりません。
オリンピック憲章には、「メダルと賞状の形式はIOCに事前に提出して承認を得なければならない」とだけ規定されています。
[参考文献]
1. Wikipedia: バンクーバーオリンピック
2. JOC - オリンピック憲章
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