飛行機の主翼をよく見ると、先端が上方にほぼ直角に曲がっています。ホーム
この翼端の立った部分はウィングレット(winglet)と呼ばれるパーツで、主翼の先端を立てただけで、燃費が5%も改善すると言われています。
これはウィングレットにより、翼端部に発生する渦が減少するとともに、発生方向が上方に移動して空気抵抗が減少するためです。
ウィングレットは機体の製造時に装備される場合が多いようですが、航空機メーカやサードパーティー製の改修キットにより後付けされる場合もあるようです。
写真は以前、萩石見空港(島根県益田市)を訪れた際に撮影したボーイング737で、羽田に向けてこれから滑走路に移動して離陸する前の姿です。
(萩石見空港、2023年9月)