■デジカメ at Random(1): デジカメ用語(英字)

デジタルカメラ(デジカメ:Digital Camera)に関する用語には英字のものが多々ありますが、ここではカタログやユーザーズガイドに出てくる主なものについて簡単に説明しています。

AE [Automatic Exposure]: 自動露出
フィルムなどの感光材料や、CCDイメージセンサなどの固体撮像素子に当たる光の量を自動決定すること。
大きく分けて、シャッター速度優先AE、絞り優先AE、プログラムAEの3種がある。


AF [Auto-Focus]: オートフォーカス
カメラのピント合わせを自動化したもの。


Canon [Canon]: キヤノン
カメラ、プリンタ、複写機をはじめとする事務機器、デジタルマルチメディア機器などのメーカ。
「キヤノン」の名は「観音」様にあやかって付けられたことは有名。
 キヤノンの由来
(注)「キヤノン」の「ヤ」は大きい「ヤ」で、小さい「ャ」ではない。


CCD [Charge Coupled Device]: 電荷結合素子
光を電気信号に変換する電子部品。 フィルムカメラのフィルム面に相当する。


DCF [Design rule for Camera File system]: ディーシーエフ
デジタルカメラ用画像フォーマット。
Exif-JPEGを基本にフォルダ構造やメモリへの記録様式などを定義している。
日本電子工業振興協会(JEIDA)[現在は電子情報技術産業協会(JEITA)]が制定した。


DPOF [Digital Print Order Format]: ディーポフ
プリントサービスや家庭のプリンタで自動的にプリントするための、デジタルカメラ用の記録フォーマットの一つ。
プリントする画像、コピー数、用紙サイズ、タイトル、その他の情報を画像毎に対応付けることができる。
DPOFで利用できる画像ファイルはDCFである。


Exif [EXchangeable Image File format]: エグジフ
画像データとあわせて撮影時の様々な付属情報をファイルとして保存するための形式を規定したもの。


F値 [F number]: エフ値(エフ・ナンバー)
焦点距離(f)を有効口径(De)で割った値(= f/De)であり、レンズの明るさを示す指標として用いられる。


ISO [International Organization for Standardization]: 国際標準化機構
電気分野を除く工業分野の国際的な標準規格を策定するための組織。
電気・電子関連はIEC(国際電気標準会議)で標準化を行っている。

写真のISO感度はISOで策定された規格で、どの程度弱い光まで記録できるかを示す(数値が大きいほど高感度)。
 (感度 小 <-- )…, 80, 100, 200, 400, 800, 1600, 3200, …( -->感度 大)


JPEG [Joint Photographic Experts Group]: ジェイペグ
ISO ( 国際標準化機構 ) と ITU-T が共同で策定した静止画像の非可逆圧縮方式。
デジカメでは様々なオプション機能を使い、JFIFを拡張したExifなどのフォーマットとしてまとめられている。


PCM [Pulse Code Modulation]: パルス符号変調
音声などのアナログ信号をデジタルデータに変換する方式の一つ。
アナログ信号をサンプリング・量子化し、得られた信号の大きさを2進数データとして表現する。


PictBridge [PictBridge]: ピクトブリッジ
デジカメとプリンタを接続するための規格。


T [Telephoto]: 望遠側
カメラに実際に写る範囲(画角)が狭い状態。 焦点距離を長くすればするほど望遠になる。
反対がワイド(W)。


TFT [Thin Film Transistor]: 薄膜トランジスタ
主に液晶ディスプレイ (LCD) に応用されている。


TTL [Through The Lens (和製英語)]: ティーティーエル
撮像用レンズを通った光を利用して、フォーカスや露出を調整すること。
もともと和製英語であるが現在では世界中で通用する。


W [Wide]: ワイド(広角)側
カメラに実際に写る範囲(画角)が広い状態。 焦点距離を短くすればするほどワイドになる。
反対が望遠(T)。


WB [White Balance]: ホワイトバランス
白いものが白く写るように色の補正を行う機能。
カメラまかせの自動設定(オート)や"太陽光"、"蛍光灯"などの光源指定のほか、マニュアル設定などがある。


[参考文献] Wikipedia: 各項目

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