■エコキュート(14): 沸き上げ時間帯(夜間時間帯)の変更

               〜 太陽光発電システムで発電した電力の活用 〜

 電気温水器からエコキュートに変更して約10年が経過しました。

 我が家では太陽光発電を設置していますが、夏場は朝早くから発電が始まります。 エコキュート設置当時はこの電力でお湯を沸かすのはお得ではなく、太陽光発電で発電した電力は電力会社に売った方が有利でした。

 そのため、電気料金の安い夜間時間帯(23時〜8時)に沸き上げる設定をしていましたが、その後、夜間時間帯の電気料金単価が徐々に上昇しています。
 また、FIT制度に基づく余剰電力買取期間は数年前に終了し、売電価格は大幅に低下しました。

年 / 月太陽光発電 売電単価
(円/kWh)
昼間 電気料金単価
(円/kWh)
夜間 電気料金単価
(円/kWh)
備 考
 2014/ 06 48 22 10エコキュート設置当時
 2024/ 03  9 43 30
 2024/ 03(*)  9 33 20

 (注)*印は燃料費調整費等(約−10円/kWh)を加味した実質単価

 このような状況のもと、エコキュートを夜間運転することは得策でないと判断し、今回お湯の沸き上げ時間帯を従来の 23:00 〜 8:00 から 0:00 〜 10:00 に変更して様子を見ることにしました。

 沸き上げは残湯量にもよりますが、設定時間帯終了時刻の2〜3時間前から行われるため、太陽光による発電が始まっている7時頃から10時前の運転になると予想しています。

 時間帯変更前後の時間毎の発電量、消費電力量の推移を示します。

・変更前(2024/4/8、 沸き上げ時間帯設定:23:00 〜 8:00 )

  5時台から8時前までエコキュートは運転しています。

 

・変更後(2024/4/9、 沸き上げ時間帯設定: 0:00 〜10:00 )

  8時前頃から10時前まで運転していました(エコキュートのモニタ表示で確認)。
  6時台、7時台はもっぱら家事での電気使用(IHコンロ他)です。

 

・沸き上げ時間帯変更前後の1時間毎の消費電力量比較(4/8 0時〜4/9 11時まで。 赤が4/8、黄が4/9)

     

エコキュート(6): 沸き上げ時間帯 〜太陽光発電との連携〜(2014/8の記事)
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