■新電気料金メニューの試算例 〜中国電力管内の我が家の場合〜

 2016年(平成28年)4月から始まる電力小売の全面自由化に合わせて、中国電力でも新料金メニューが登場します。
 ここでは、我が家の昨年の実際の電気使用実績をもとに、従来のプランと新メニュー(4種類)による電気料金を試算した結果について紹介します。

 我が家では太陽光システムを設置していて、昼間は太陽光で発電した電気を一部消費しています(自家消費)。 そのため、次の2ケースについて比較しています。
 (1)買電量に基づく料金試算
 (2)消費電力量( = 買電量+自家消費量)に基づく料金試算

 現行プランに対して、新メニューは若干高めのようです。

月別電気料金比較(2015年)[ 単位:円 ]
    (注)新メニューではマイコン割引(約280円/月)がないが、下表では間違えてこれを割り引いた値を記している。 fee2015.jpg 
2015年4月の時間帯別電力使用量 [ 単位:kWh ]
  上記算定の根拠として、4月の1時間毎の電力使用量を示します。
fee201504.jpg 
  各料金メニューの時間帯別電力使用量です。
fee201504g.jpg 
  4月1日の1H毎の電力量を示します。
fee20150401g.jpg 
  ここで、
   d2/N, d2/D: 時間帯別(従来)の夜間、昼間の電力量
   d3/N, d3/F, d3/D: ファミリータイムT(従来)の夜間、ファミリータイム、昼間の電力量
   d4/N5, d4/N2, d4/D5, d4/D2: 新料金メニューの夜間(平日、休日)、昼間(平日、休日)の電力量

(注1)電気料金単価は2016年4月1日時点の値に基づく。
(注2)マイコン割引 2kVAを適用(従来プラン)。
(注3)新メニューにおける休日は土日に加えて、祝日と中電が設定した7日を考慮している。
(注4)新メニューには口座振替割引、電化住宅割引がないが、各種ポイントサービスなどが準備されている。
(注5)従来プランはそのまま継続可能である。
(注6)1時間毎の電力量実績値は太陽光システムのモニターの値である。
新料金メニューに対する電気料金試算アプリ [ 中国電力の場合 ]
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