今回の舞台は埼玉県秩父地方（秩父市と横瀬町の境界）にある標高 1,304ｍの武甲山で、北側斜面が石灰岩質であり、石灰岩の採掘により山容の変化が著しく、旧山頂は既に失われているそうです。
石灰岩はセメントの主原料です。 セメントは広義には物と物を結合する材料の意味ですが、一般にはモルタルやコンクリートをつくるための結合材で，石灰石などを焼いて粉末としたもの。これに水を加えて練れば化学反応によって固化します。
そう言えば、昔「秩父セメント」という会社があったことを思い出します。 現在は太平洋セメントの傘下に入って秩父太平洋セメントとなっています。
番組内では秩父市内にある臨済宗南禅寺派の寺院「音楽寺」も紹介されていました。
この名前の由来は、秩父札所を開創した十三人権者が この山の松風の音を聞いた時、菩薩の奏でる音楽と感じた からと言われていて、音楽を志す人たちが訪れ、願いをかける姿を目にすることも多いとか・・・。
なお、音楽寺は愛知県江南市にも同名の寺があります。
(YAHOO!地図より)