■所得分布(5): 富裕率とは(JavaScript版はこちら)

 低所得者の占める割合を示す貧困率に対して、高額所得者の割合を示す富裕率という正式な言葉は見当たらないようですが、実際には色々な意味(定義)で使用されています。

(1)相対的貧困率と同様に、所得分布のメジアン値を基にする定義
   メジアン(あるいは平均値)の2倍以上の所得層の割合。

(2)所得ではなく、総資産に基づく定義
   総資産1億円以上・・・相続税の発生状況から約5%程度と推定される。

 ここでは、(1)の意味での富裕層の割合を求めるプログラムを紹介しましょう。

所得分布抽出範囲(メジアンに対する倍率)を選択してください。 任意の倍率を入力することもできます。
・倍率が1以下のときはそれ以下の層の割合(貧困率)を、倍率が1を超えるときはそれ以上の層の割合(富裕率)を算出して表示します。



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