■「豊かな海」を目指すには「きれい過ぎ」はダメ?

 2019/12/08 配信の神戸新聞NEXTに、瀬戸内海の海水について「きれい過ぎてはダメ」との記事が載っていました。

 兵庫県が瀬戸内海の海水について「きれい過ぎてはダメ」と、水質管理に新たな基準を設けたとあります。これまで規制してきた海水中の窒素などの濃度について下限値を設け、「豊かな海」を目指すというのです。

 窒素やリンは海藻や植物プランクトンの栄養で、それを食べる魚類と連なる生態系に異常が起きていると指摘しています。

 過度の「きれい過ぎ」は色々と問題があるという訳です。

 家庭内でも除菌グッズがブームですが、こちらも適度にしておかないと子供たちの抵抗力を弱める危険が指摘されています。
setonaikai
 (岡山県瀬戸内市牛窓地区から眺めた瀬戸内海。 遠方に見えるのは小豆島)

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