■太陽光発電: 日射量の年次変化(広島市)

 太陽光発電システムの発電量を予測する上で最も重要なものは、その地域の日射量データです。 日射量は年々変化し、従って発電量もそれに応じて上下します。

 ここでは、広島市の1961-2010年の全天日射量(水平面上)の年毎の平均値(MJ/m2/日)を見てみましょう。

 値は11.9〜14.9(13.4±1.5)の範囲で変動しており、変動率は約±10%にもなります。1971年以降は徐々に増加の傾向が見られます。

 太陽光発電による年間発電量と日射量の関係を定期的にチェックすることにより、機器の故障・劣化を早期に発見することができます。

  広島市における水平面全天日射量(MJ/m2/日)の変化 (気象庁のデータより抜粋)
196119621963196419651966196719681969197010年間の平均
日射量14.4 14.014.113.914.013.513.112.813.413.113.6
197119721973197419751976197719781979198010年間の平均
日射量13.9 x12.713.413.212.613.514.212.911.913.1
198119821983198419851986198719881989199010年間の平均
日射量13.1 13.313.613.212.313.613.613.513.113.813.3
199119921993199419951996199719981999200010年間の平均
日射量12.7 13.412.114.914.113.813.613.413.614.013.6
200120022003200420052006200720082009201010年間の平均
日射量14.1 14.113.214.514.513.314.214.214.014.114.0

(注)1972年は測定器の故障などで資料なし。
広島 全天日射量(MJ/m2)

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