■太陽光発電: 太陽の高度と方位角から障害物の影を求める

 太陽の高度と方位角から、太陽光発電における障害物(電柱や隣家の屋根など)による影の影響を調べてみましょう。

 以前、日本全国各地の、指定日の太陽の高度(仰角)と方位角の変化を計算しグラフ表示するプログラムを作成・紹介しましたが、これに物体(ここでは線分に限定)による屋根上(発電パネル上)への影の発生状況を計算・表示する機能を追加したものです。

 ・地点、月/日、表示モードを選択。
 ・屋根の傾斜角、方位角を指定(方位は南が0度。カンマで区切る、以下同様)。
 ・屋根(パネル)の幅、奥行、高さ(軒高さ)を指定。
 ・物体(線分)の端点1、2の座標入力(右下画面上に青色で表示)。
   座標系は X軸:屋根の幅方向、Y軸:奥行方向、Z軸:高さ方向
 ・「日射・影の計算を行う」にチェックを入れる。

 初期表示されている障害物は隣家の屋根の稜線を想定したものです。


・屋根上への影の様子が表示されます。
・別ウィンドウには時刻に対する日射強度とその累積値、影の発生時間帯が表示されます。
  累積曲線と影の時間帯から、影による発電量への影響度が推察できます。

太陽光発電: 太陽の高度と方位角
太陽の高度と方位角の計算式

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