■太陽光発電: NEDOの日射に関するデータベース(2017年3月時点)
太陽光発電システムの発電量を年間にわたって予測するためには、システムの仕様・設置場所などに加えて1年間の日射量の変動を知ることが必要です。
各地の日射量に関するデータはNEDO(新エネルギー・産業技術総合開発機構)委託研究の一環として日本気象協会が整備しており、次の2種類のデータベースが公開されています。
● 従来版
(1)標準気象・日射データ: METPV-3
気象官署・アメダス836地点(1990〜2003年の14年間)における標準気象・日射データベースです。
(2)全国日射量平年値データマップ: MONSOLA05(801) (注)「マンソーラ」と読む
気象官署・アメダス801地点の日射量平年値(1961年〜1990年の30年平均値)データベースです。
以前、太陽光発電システムの多くのメーカーの発電量予測はこれに基づいて行われていました。
● 最新版 (2017年3月時点)
(1)標準気象・日射データ: METPV-11
気象官署・アメダス837地点(1990〜2009年の20年間)における標準気象・日射データベースです。
各時間の方位角別、傾斜角別の日射量が算出でき、方位角別、傾斜角別の発電量の推定に利用できます。
(2)全国日射量平年値データマップ: MONSOLA-11
気象官署・アメダス837地点の日射量平年値(1981年〜2009年の29年平均値)データベースです。
方位角別、傾斜角別の月間総日射量を表示でき、年間・月間発電量の推定に利用できます。
最近の太陽光発電システムの多くのメーカーの発電量予測はこれに基づいて行われています。
NEDO:標準気象データベース
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