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お茶の花で健康増進

■お茶の花で健康増進

 下の写真は庭の片隅に咲いたお茶の花です(2009.10.13 撮影)。

 数年前に近くの広島市植物公園内の樹林観察園を散策中に偶然見つけた数個の種を持ち帰り、育てたものです。



 お茶はツバキ科の常緑樹で、10月頃に咲くその白く可憐な花は椿に似ています。 しかし、咲いてしまうと葉に十分な栄養が行き渡らなくなるため、お茶農家の方々には嫌われているそうです。

 お茶はそのに含まれるカテキンがコレステロール抑制や肥満対策などに効果的ということで、健康飲料としてよく飲まれています。

 しかしお茶の花にも葉と同様にサポニンフラボノイドが含まれており、「お茶の花に含まれる成分は、葉と同様にあらゆる成人病の予防に効果的ではないか」との研究結果が発表されて(国際茶花研究会)、一躍注目を浴びるようになりました。

 2008年3月、日本コカ・コーラ社ロート製薬と共同で開発・発売した「一 茶花(はじめ ちゃか)」はお茶の花から抽出した「茶花抽出物」を使用したカロリーゼロの緑茶飲料です。

[参考文献] Wikipedia: 一茶花

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