■お茶目: お茶にまつわる言葉の数々
お茶目(または 茶目)とは “子供っぽい、愛敬のあるいたずらをすること” 。 ここでの「茶」はお茶の木の「茶」ではなく、「ひやかし」、「おどけ」の意味の「茶」です。
広辞苑で「茶」の項目を見ると、
(1)ツバキ科の常緑低木。中国南西部の温・熱帯原産。
(2)茶の若葉を採取して製した飲料。
(3)抹茶を立てること。点茶。
(4)茶色の略。
(5)いいかげんなことを言うこと。からかうこと。ちゃかすこと。
とあります。
冒頭のお茶目は(5)の意味です。
茶化すという言葉は元々「お茶にしよう(=休憩しよう)」という意味だったのが
休憩中のふざけたおしゃべりから、人の話を真面目に聞かずに混ぜかえすことを指すようになったといわれています。
そのほか、「茶」にまつわる言葉には色々とあります。
・茶番(劇)
・滅茶苦茶
・お茶を濁す
・お茶の子さいさい
などなど。
暇なときに語源など調べてみると面白いと思います。
なお、英語の tea は中国福建省でのお茶の方言「テー(te)」がオランダ経由で伝わったものとされています。
[参考文献] Wikipedia: 茶
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