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米国・欧州糖尿病学会のコンセンサス

2007年8月16日 Medical Tribune による

2型糖尿病に対する治療方針として、生活習慣是正とメトホルミン治療によって良好なコントロールを達成できない場合、インスリン療法の早期導入を考慮すべきで、その理由の1つに内因性インスリン分泌の回復を目指すため、と明記されている。

2型糖尿病のインスリン療法の目的の1つに、厳格な血糖管理の維持により膵臓を休息させ内因性インスリン分泌を回復させ、インスリン療法から離脱してその後も良好な血糖コントロールを維持できるようにすることがある。

このことは、正にH14年より当院で実施している、糖尿病根治療法の理論に一致しています。