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糖尿病根治療法

※ 初期療法に限る。

約1ヶ月のインスリン投与を行ないます。
その後は、インスリンの投与は必要ありません。
経口薬も必要ありません。

間食を絶対してはいけません。
間食をしない事により、膵臓の貯蔵インスリンが増加し、
食後、高濃度のインスリンが門脈より肝臓に入ります。
すると、グルカゴンによる糖新生がブロックされます。
門脈血中のインスリン濃度を高める事が、根治療法なのです。

この観点から、私は、糖尿病は膵臓の病気というより、膵肝症候群と考えております。(膵機能回復療法)

■超速効インスリン

注射して15分で作用発現
2時間後に最大作用
作用時間は3〜5時間

このインスリンを毎食前に投与します。
血糖値を正常のパターンにします。
インスリンを投与することにより、膵臓は無理をしなくてよくなります。
そのうち膵臓は蘇り再び十分なインスリンを分泌するようになります。