「風の万里 黎明の空」を語る

「――だから、たとえ世界中の誰もがわたしを疑っても、
お前だけはわたしを信じていなければならない」
(「風の万里 黎明の空(下)」p60より)


ストーリー紹介

「なあ……陽子って、ひょっとして落ち込んでいないか?」(上・p.66)

景王として即位しながらも、王としての己を見いだせないでいる陽子。
芳国公主として与えられていた全てを失い、この世の全てを怨嗟する祥瓊。
海客として辿り着いた異郷で、自ら創造した「孤独」の囲いに閉じ込もる鈴。
それぞれの思いを抱えて旅に出た三人の少女が慶国和州で出会う。
和州止水郷では今まさに悪政を敷く郷長昇紘に対する反抗の狼煙が上がろうとしていた。

「尭天の王に伝えてやりたい。――――これほどにも、あなたは人々の希望の全てなのだ、と」(下・p.209)

 図らずもそれぞれの立場で拓峰の乱に参加する事になる三人。
少女はそれぞれの一歩を踏み出すことが出来るのか――――!?

「己という領土を治める唯一無二の君主に」(下・p367)

これが、慶国の黎明。
「水戸黄門」の名も高き陽子の雄姿が楽しめます。


登場人物紹介

十二国の住人達:慶東国編


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