「月の影 影の海」を語る

「……強くなりたい……」
(「月の影 影の海(下)」p83より)


ストーリー紹介

「うそでしょう……」(上・p.78)

タイホと呼ばれケイキと名乗る人物に突然連れ去られた陽子。
一見平和で穏やかな高校生活から一転、異形の獣達に追われ、海に映る月の影を抜け、
一人見知らぬ海岸に辿りつく。それは陽子の知る地図には無い、十二の国々が存在する異世界だった。

「―――生きのびる。生きのびて、かならず帰る」(上p.198)

 裏切り、飢え、幻影、そうして妖魔―――自らを傷つけるさまざまな苦難との攻防。
そのさなか陽子は半獣の楽俊と出会う。
彼は心身ともを襤褸布の様にすり減らしていた陽子のたった一人の友となる。
二人は海客の王の治める「雁」へと旅立つが――――――!?

「おまえはおまえ自身の王であり、己自身であることの責任を知っている」(下P.200)

己が何故異界に喚ばれたのか、何故命を狙われるのか……
その真相を知ったとき陽子の真の戦いが始まる。

とにかく読んで下さい。十二国記、始まりの物語。

 


登場人物紹介

十二国の住人達:慶東国編
十二国の住人達:巧州国編


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