SHI KI

この惨状は何かの始まりでなく、ひとつの終焉だった。(上 p.9)
11月8日、溝辺町北西の山間部で火災発生。
火は近隣一千ヘクタールの樅の山林と「外場」と呼ばれる集落を飲み込み、消失させた。
その数ヶ月前―――雨の少ない暑い夏。
「外場」を訪のうた、ちいさな「違和感」。
ちりちりと、少しづつ綻びる日常。
何かがおかしい。何かが起こっている。
――――でも何が?
人口千三百、戸数五百。それのみで構成され、足り、そうして閉じている「村」
――――惨劇は、閉じた世界のなか、密やかに進行する。
| 屍鬼 上 | 小野不由美/著 | 新潮社/刊 | A4判ハードカヴァー 550頁 |
ISBN4-10-397002-2 | 2.200円 |
| 屍鬼 下 | 小野不由美/著 | 新潮社/刊 | A4判ハードカヴァー 720頁 |
ISBN4-10-397003-0 | 2.500円 |
掲載された文章や画像を許可なく転載することを禁じます。
All rights reserved. Copyright (C)1998,kyo tamura,三軒堂寝呆庵