〜 08'11/16 「どこまで行くの貝?」in広島平和記念公園 〜


中居君、本日やっと広島に来ました!
いろいろと幸運が重なり、私もその場に居合わせる事が出来たのでレポします。

東京からボディーガード10人、広島からボディーガード10人の厳重体制で広島入り。
夕方4時半頃、広島平和記念公園の原爆慰霊碑に花を手向け、手を合わせ、その後インタビュー。
黒スーツに帽子なしの所謂正装スタイル。

今日の広島の天気は、昨日まで雨の予報だったけど、曇り時々晴れで持ちこたえた。
トップシークレットのはずだけど、やはりちらほらとファンらしき人の姿が見える。ウチワ持参の人もいた。
私はしばらく、中居君が入って来るはずの、慰霊碑前にまっすぐ伸びる道の端(入り口付近)にいたけど、慰霊碑の近くに移動する事にした。
するとすでに慰霊碑の左右に人が集まっていて、慰霊碑の前には黒スーツのボディガードが
「あと5m後ろに下がって」とか「撮影禁止」のお願いをしていた。
事情を知らない人もうようよと集まって来る。
ボディーガードがギャラリーの前にロープを持ってきて張ろうとするが、ロープが絡まっていて、なかなか解けない。
時間が迫って来たのか、仕舞には切っていた。落ち着け(笑)
「誰が来るんですか?」と聞かれ「中居君」と答えると「ええー♪」と歓声。やっぱ嬉しいよね。
男子高生とかも遠くからバタバタと走って集まって来る。これ、コンサートにはない光景(笑)
そうこうしているうちに、遠くからキャーと歓声が!
私の所からは見えないのだけど、中居君が慰霊碑前の道に現れたらしい。
慰霊碑前の人達は、なんとか中居君を見ようと、どんどん身を乗り出してくる。ロープ張って正解(笑)
慰霊碑入り口から慰霊碑を繋ぐ長い道の左右は、立ち入り禁止の芝生広場になっている。
みんないい子なので、そこに入ったりはしない(笑)
ようやく沢山のボディガードやスタッフに囲まれて歩いて来る中居君が見える。
真ん中は中居君。進行方向左に福澤監督。右にもう一人眼鏡の男性が。局の偉い人か?とにかく3ショットで颯爽と歩いて来る。
スリムな中居君のスーツ姿がカッコイイ。帽子もなくて綺麗な顔立ちもハッキリ見える。
「カッコいいー」とあちこちから声が上がる(笑)
慰霊碑前なのでキャーキャー言わない様にするギャラリーだが、やはり中居君が視線を向けると「キャー、中居くーん」と黄色い声が飛ぶ。
中居君、いっしょに来た2人と原爆慰霊碑に献花して、手を合わせる。一歩下がって一礼。見守るギャラリー。
献花が終わってインタビューの位置に移動する時、またザワザワし始める。中居君はギャラリーをサーッと見回し低めに軽く手を上げる。たぶん控えめにファンサービスをしてくれたんだと思う。あまり騒ぎ過ぎないでって意味かもしれない。とにかく中居君が視線を向けると黄色い声が上がる。

インタビューは遠くて聞こえないし、ずっと後ろ姿だった。
私は慰霊碑前を離れ、中居君の帰り道になる慰霊碑前にまっすぐ伸びる道の端に移動。
すでにそこにもたくさんの人が。やっぱり男子高生の集団がいるのが不思議な感じだ(笑)
戻って来る中居君の顔をしっかり拝み、バスに乗り込むまで見送る。
中居君は道の途中でまた止まって、みんなの方に顔を向け軽く手を上げる。中居君の精一杯のサービスだ。慰霊碑前に残っていた友達の話によると、インタビューが終わった後も、中居君の後ろ姿を見守っていた人達を振り返って手を上げてくれたらしい。
みんなキャーキャー言いながらも理性を保って見守っていたが、バスに乗り込む時は箍(たが)が外れたのか、女子高生が「キャーキャー」言って駆け寄っていき、場が騒然となった。 中居君はバスの中から去り際に、閉じていたバスのカーテンを開けて顔を見せてくれた様で、その時一際高い歓声が上がっていた。私はバスまで距離があって、カーテンから覗く中居君を確認出来なかった。 そうして中居君は、嵐の様に去っていった。

中居君が去った後、献花された花を見に行ったら・・・



中居君と福澤監督と…石坂浩二さんの名前が!?ええ!3人目の男性は、石坂さんだったのかー!ぜんぜん気付かなかった。
とにかく中居君を見る!でっかい監督も一応チェック。でもまさか石坂さんが来ているとは思わなかった。気付かなかったなんて恥ずかしい〜と思ったら、いっしょにいた中居ファンじゃない連れ2人も、気付かなかったらしい。
でも後でニュースで流れた映像を見たら、確かに石坂さんだった。
もっと良く見ればよかったー(^^;)…そんなオチ。

貴重な体験が出来て、とてもラッキーだった。あれだけバッチリ見れたら満足。

この日のインタビューの様子は朝ズバでも少し流れたけど、地元ニュースで流れたコメントは違う所だったので、レポします。
「高い建物がこの平和公園の周りにあまり建っていないので、ほんとにだから、その当時というものをまだまだ匂わさせてくれる様な感じで、これはずっと残していかなければならない、継いでいかなければいけない、そしてみんながやっぱり訪れて、何かを感じなければならない所だと感じました。」
短いニュース番組なので、流れたコメントも短めだったけど、中居君、いい事言ってます。
数年前から、原爆ドームの近くの高層マンション建設がきっかけで、平和公園周辺の景観問題が話題になっている広島なのでした。


〜後日〜
広島の映画誌「CINEMAD」に、広島に来た時の合同記者会見の記事が、写真付きで載っていた。だいたい聞いた事のあるコメントが多かったのだが、石坂さんのコメントは聞いた事のないものだったので、ざっとご紹介します。
中居君の演技を「役への入り口をつかんだらそれを何ヶ月も持続できて、すっと役に入れる。その才能が凄い。終盤の演技は熱演や力演ではできない、力が抜け感情を超えた表現力があった(一部略)」と誉めてくれていた。
熱演や力演と表現される事が多かったけど、石坂さんはそういうものでは出来ないと言ってくれていたのが新鮮だった。
あと、編集後記に、最近映画のキャンペーンが目白押しで、ムッとして面倒くさそうに話した女優もいたけど、中居正広はファンが殺到し厳戒態勢の中でも笑顔をたやさず、ざっくばらんで撮影も終始にっこり。会見終了後には記念写真を撮ろうと提案し、女性記者達は大喜びだった(一部略)と、好印象だった事が書いてあった。
そういえば、中居君に同行したアナウンサーの番組でも少し裏話をしていた。
中居君を迎えるまで、とにかく大変だったらしい。極秘なのに、近所の奥さん達が凄い来て「いつ来るのか教えて」と言って来るらしい。「日曜日としか言えません。来たら何でも話しますので」と逃げていたそうだ。
中居君のスケジュールは一転二転するし、途中で石坂さんまで来る事になり、局も大騒動だったらしい。
そしていよいよ中居君来広。平和公園での献花は、もの凄い人だかり。でも、中居君はギャラリーを一切見る事なく、手を振る事もなく、サーと歩いて行くので、その素っ気なさに「冷たいなー」と思っていたら、花を手向けて5〜6m帰った所で、パッと振り返ってサッと手をあげた。そしたらギャラリーが「きゃーーー!」となり、アナ自身も思わず「きゃーー」と言ったそうだ(注:男性アナ)「もうっ、シビレました!やっぱスターなんだなぁと思いました!」と熱く語っていた。
この中居君のキャンペーン話はどこのトークショーで話しても「えー!中居君が来てたのー!」て感じで受けるんだって(笑) 結局最後は局のみんなも、中居君カッコ良かったねー、いい人だったねー、いい思い出が出来たねーと、大騒動でブーブー言っていた事も忘れた様子だったらしい。
各地方のテレビ局も大変だったろうけど、中居君もかなり過酷な全国行脚の中、疲れを態度に出さず、良く頑張ったなーと思う。この映画が、救いのない戦争の悲劇を描いた重い作品で、それでも逃げずに沢山の人に見てもらいたいと思ったからこそ頑張れたんだろうなと思う。
どちら様もご苦労さまでした。



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