この扉の向こうで、きっと彼女は膝を抱いてくるまってる。
 見えなくても僕にはわかってしまう。
 そう、好きだから。
 このうたは、紛れもなく君に伝えたいあいのうた。
 その想いを届けるために、僕はこの扉の前に立っている。
 何も言えなくて苦しみ続けるくらいなら、嫌われたっていいから伝えたい。
 失うことを恐れすぎてた。
 そんなのは、もうイヤなんだ。

 僕を待ち続ける人へうたい続ける。
 この奇跡がずっと続いてくように。
 そう、これはあいのうた。
 途切れることのないように唄い続ける、あいのうた。


















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